いつかあなたに逢いたい

2015年12月に6年付き合っていた最愛の彼を喪いました。
正直どう生きていったら良いのかわからないまま・・・今を過ごしています。

七夕・・私が思うこと

今日は七夕。

一年に一度織姫と彦星が逢う事を許された日。

今頃、空の上で逢っているんだろうか。


以前は正直、織姫と彦星の話を聞いた時、可哀想だと思う反面自業自得ではないかとも思っていた。

仕事を放り出して、好きなことばかりしていたのだから一年に一度しか逢えなくなったのだと。


今は・・本当に羨ましい。

一年に一度だけでも逢えるんだから。

そして少し、妬ましい。

何でなんだろうって。


私たちは別に遊んで暮らしていたわけじゃない。

仕事もしていたし、それなりに一緒に過ごすために努力もしていた。

なのに永遠に手の届かない所に引き離されてしまった。

悔しい、本当に悔しい。


一年に一度だけでも会えるのなら会いたい。

私はその日を指折り数えて待つだろう。

声が聞きたい。姿が見たい。話したい。抱きしめたい。

そんな願いすら叶わない。


でも本当は一年に一度だけじゃ足りない。

ずっと一緒にいたい。大好きだから。

彼のいる所へいきたい。

伝えられなかった言葉

2015年12月4日午前4時32分。

「ご臨終です」という言葉と共に、彼はこの世からいなくなった。


彼がいなくなる直前、無我夢中で「大好きだよ!!」と叫んだことは覚えている。

でも一緒に過ごせて嬉しかったこと、感謝の気持ちは伝えることができなかった。

もうそれを言ってしまったら、本当に最期のような気がしたから。


主治医から病状説明を受けた後、手を握りながら彼の傍にいた。

その時から何度も「ありがとう、幸せだった」という言葉が浮かんでいた。

でも何度も頭の中で打ち消した。

病状的にはもう助かる見込みはないと頭では理解していても、受け入れることができていなかったのだと思う。

その言葉を言ってしまったら、彼がいなくなることを認めてしまうような気がしてどうしても言えなかった。結局最期まで。


今、とても後悔している。

彼の肉体があるうちに、どうして伝えなかったんだろうって。

今はその言葉を、写真やお墓に向かって言うことしかできない。


いつか彼と再会できたら「ありがとう、幸せだよ」って伝えたい。

「だった」じゃなくて現在進行形で伝えたい。

また失敗

彼がいなくなった直後は、きちんと仕事をしているようでもできていないことが多くてけっこう周りに迷惑をかけていた。

先輩にもたくさんフォローしていただいた。

ここ最近はやっと通常通りに仕事が行えるようになってきたと思う。


なのに久しぶりに、またやってしまった。

普段なら絶対にしないようなミス。

たくさんの人に迷惑をかけた。

私自身、そのミスを埋めるために走り回った。


かなり落ち込んだ。

この頃は普通にできていると思っていたから余計に。


やっぱり気分が堕ちると仕事にも影響が出てきてしまうみたいだ。

マズい癖だ。きっちり仕事とプライベートは分けられるようにしたい。

それができるようになったら、少しは成長したという証になるのかな。