いつかあなたに逢いたい

2015年12月に6年付き合っていた最愛の彼を喪いました。
正直どう生きていったら良いのかわからないまま・・・今を過ごしています。

7回目の月命日

彼がいなくなってもう7ヶ月。

そしてこのブログを始めてから半年。

もうそんなに経ったのか、と思う。

でも、まだこれだけしか経っていないのか、と思う自分もいる。

時間の感覚がおかしい。

彼と過ごした時間は昨日のように思い出せるのに、彼の最期の日とか、葬儀とかは遠い昔の話のようで。夢だったんじゃないの?と思ってしまう。

でも彼がいないのは紛れもない現実。

そのことを認識すると叫びたくなる。怒り、恨みの気持ちも募っていく。


仕事が終わっていつもの月命日のように、花を買って夕飯を作って供える。

桃色と青紫色の綺麗な花を買った。華やかだけど派手過ぎない色。

夕食は茄子とピーマンと肉の辛味噌炒め。彼が好きだったもの。

今の季節はこれを食べると元気になる!って言ってたな。

なかなか上手くできたと思う。

あっちの世界では「元気」という概念があるのかどうかもわからないけれど、食べていてくれてたら嬉しい。


夜くらいは穏やかに過ごそうとしたけれど・・

朝のフラッシュバックの影響もあってか、いろんな負の感情がぐるぐると回ってしまい、泣いてしまった。

何でいないの、寂しいよ、会いたいよって言ってしまった。

言ってはいけない言葉だったのになぁ。

でも一人きりの時に、自分の気持ちを封じれるほど私は大人になっていない。

未熟者だ。ガキだ。


朝からバタバタとして、7回目の月命日は終わってしまった。

来月はもっと落ち着いて過ごせたらいいなぁ。

やめてほしい

今日は朝からフラッシュバックの嵐。


彼の最期の顔。納棺。葬儀。遺影。

そんなものがリアルに次々と目の前に浮かんでは消えた。

週明けの朝からこれは勘弁してほしい。

心臓がバクバクする。


月命日だからだろうか。

とりあえず無理矢理抑え込んで仕事をする。


今日は早く帰ろう。そして思いっきり泣こう。

あと、数時間。

頑張れ、自分。

お墓参り

昨日、今日と仕事が休みだったので、2日連続で彼のお墓参りに行ってきた。


昨日は前回の記事を書いた後、すぐに彼の所へ行った。

花と、暑いのでフルーツも買って。

お墓に行くと、偶然彼のご両親も来られていた。

お互い、挨拶をして近況を少し話す。

「お元気そうで良かったです。」

そう、ご両親は言ってくださった。本当は全然元気ではないのだけれど。

でも元気そうに見えたのならそれでいい。彼のご両親を心配させるようなことがあってはならない。私のせいで余計な心労を増やしたくない。

ご両親は「ゆっくり○○と話をしてやって」そう言って早々と帰っていかれた。

なんだか親子の時間を邪魔してしまったみたいで気が引ける。

その後、彼にいろいろ話そうとしたのだが、お墓の隣にある公園で野球の練習をしている人たちが、ボールをとりにしょっちゅうお墓の近くに来た。

ゆっくり向かい合うことができなかった。

「大好きだよ、愛してる」そう、最低限のことだけ伝えて私もお墓を後にした。

何であの人たちがいるんだろう、と自己中心的なことを考えながら。


そして今日。

今日は大雨が降るという予報があったせいか、お墓に人は誰もいなかった。隣の公園も。

結局雨は降りそうで降らなかった。

だからゆっくり彼と想い出話やこれからのこと、語り合うことができたと思う。

お墓を見ると、悲しいことは悲しいけれど穏やかな気持ちにもなれる。

不思議だ。彼はそこにいてくれているんだろうか。


明日からまた仕事。現実と向き合う作業。

そして7回目の月命日。

いろいろ思うところはあるけれど、とりあえず進んでみようと思う。