いつかあなたに逢いたい

2015年12月に6年付き合っていた最愛の彼を喪いました。
正直どう生きていったら良いのかわからないまま・・・今を過ごしています。

虚無感と寂しさ

ご無沙汰しています。
久しぶりの更新です。ちょっと吐き出したくなったので。


ブログの更新を辞めた後も、私はそれなりに生きていた。
仕事に遊びに・・それなりに充実していた。
そして定期的にお墓参りに行っては彼を偲ぶ。
1日たりとも彼を忘れた日はなかったけれど、彼だけを想う時間は以前よりぐっと減ったように思う。
このままゆっくり静かな日々を送れたら・・なんて考えていた。


そして先日。
彼のお姉さんからお茶に誘われた。
私は彼のご両親とはもうほぼ交流はない。私を見ていると彼を思い出して辛くなる、と言われたからだ。
でも彼のお姉さんとは細々交流はしていた。
時々お会いし、彼のことを含めた近況を話していた。
お義姉さんとお会いした時は、彼と久々に繋がれている感じがして嬉しかったな。
だからこの時も二つ返事でOKした。


お会いした時。
いつものように近況や彼のことを話すのかな、なんて思っていた。
でも実は違った。
マルチ商法のようなものに勧誘されたのだ。
お義姉さんはそれをいいものと思っており「ナナドゴブちゃんにも勧めたくて」と言ってこられた。
一応商品を見たのだが高すぎる。
とても続けられるものではない。
丁重にお断りさせていただいた。疲れた。
お断りするのってとても力が要る。
しかも相手は善意で進めているのだから余計に。
これが悪意満々なのであれば、罵倒して断れるのだけれど。


でも実は別れた後も食い下がられた。
申し訳ないけどうんざりした。勘弁して欲しかった。
LINEで「○○(彼の名前)にも勧めたかった」とあった。
彼はこういうのが大嫌いだったのにな、なんて思い、悲しくなった。
そして同時に思った。
あぁ、お義姉さんとはもう純粋に彼のことを話すことはできない。
次に会っても、この商品のことを絡めてくるんだろうなって。
そう思った瞬間、自分でも不思議なくらいすっと気持ちが冷えた。
申し訳ないけれど、彼のお姉さんとも関係を切ることに決めた。


寂しかった。
彼と続いていた縁がまた一つ切れたような気がして。
こうするしかなかったのか、もっと円満にできなかったのか、今でも考えている。
でもどこかでほっとしている自分もいるから、仕方のないことだったのだと思いたい。
人の気持ちや考え方は移ろいゆくもの。
そして人間関係に絶対なんてない。
そうわかっていたのに、やっぱり虚無感が凄い。


彼はお義姉さんが大好きだったな。
なのに私は付き合い続けられなくて、彼に申し訳ない気持ちでいっぱいだ。



今度更新するときは彼との想い出を思い出したときかな、なんて考えていたのにこんな暗い記事でごめんなさい。

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