いつかあなたに逢いたい

2015年12月に6年付き合っていた最愛の彼を喪いました。
正直どう生きていったら良いのかわからないまま・・・今を過ごしています。

2017年12月のブログ記事

  • 2017年を振り返って

    2017年がもうすぐ終わろうとしている。 思えば年始。 今年を迎えるのが嫌で嫌でたまらなくて。 彼のいない2年目を過ごすのが耐えられなくて。 本当にこんな状態で自分は生きていけるのか、自信がなかった。 彼を喪った悲しみも寂しさも、1年目とは違った形となって私に降りかかってきた。 昨年のような身を切... 続きをみる

    nice! 16
  • 祖母の命日

    昨年も書いたけれど。 今日は祖母の祥月命日。 何で私の大切な人の命日は12月に集中するんだろう。 おかげで12月はまた何か起こるんじゃないかとハラハラしてしまう。 11年前のこの日、祖母はこの世を去った。 最期にはかろうじて間に合って、「ばあちゃん、ばあちゃん」って呼び掛けた直後に息をひきとった。... 続きをみる

    nice! 9
  • 笑顔が見たい

    彼の笑顔が好き。 あのはにかむ感じで嬉しそうに笑う顔。 普段は大きい眼だけど笑うと細くなる。どっちも好きだった。 笑うといつもより更に優しい雰囲気になる。 それも大好きだった。安心した。 彼がいなくなってから、何度か彼と夢であって話をした。 笑顔を見せてくれる時もあった。 でも・・夢の中の彼の笑顔... 続きをみる

    nice! 10
  • 仕事納め

    12月28日。 今日は仕事納め。 今日くらいは余裕をもって仕事をしたかったけど、想定外のトラブル、相次ぐ急患で結局バタバタとしてしまった。 やりたいことの半分もやれなかった気がする。 予定通りに進まないのは、病院の特性上仕方がないのだけれど。 この一年間、何だか仕事に振り回されていたような気がする... 続きをみる

    nice! 10
  • 断念

    数日前の記事で彼の葬儀のことは年内中に書きたい、と言っていたけれど。 多分、というか絶対無理だ。 あれからいくつか記事を書いていて、思ったよりも書きたいことが多いことに今さらながら気づいた。 あの頃のことを振り返って、記憶をなぞってみて。 自分の中で無意識に封印していた思いとか、感情とかも甦ってき... 続きをみる

    nice! 11
  • 自分の想いを相手に

    あの時のこと。続き。 でも今回の記事は雑感部分が大半かもしれない。 Sさんと話した後彼のご家族へ挨拶し、実家へ帰った。 でもその後は記憶が曖昧だ。 家族と何を話したか、どんな顔をして会ったかほとんど覚えていない。 夕食は鍋だった気がするけど、ほとんど食べられなかったことだけ覚えている。 実家に帰っ... 続きをみる

    nice! 13
  • 2年越しのプレゼント

    2015年のクリスマス。 私は彼にサプライズでスヌードをあげようと決めていた。 このことは以前の記事にも書いたと思う。 結局、買う前に彼は逝ってしまったのだけれど。 もっと早く買っていれば、せめて棺の中に入れてあげられたのに。 ずっと、ずっと後悔していた。 だからいいスヌードがあったら買おうと思っ... 続きをみる

    nice! 11
  • Sさんと話す・2

    2015年12月19日。 彼がいなくなって2週間ほど経った時。 私はSさんに会いに行った。 『いろいろ話をきくよ。連絡してきて』と言われたものの、最初は連絡するつもりはあんまりなかった。 Sさんと私は知り合いとはいえ、そこまで深い話をしたことがこれまでなかった。 だから自分の一番弱い所、本心を見せ... 続きをみる

    nice! 14
  • Sさんと話す

    またまた続き。あの時のこと。 どうしてもあの時のことは続けて書けないから、記事がとびとびになってしまう。 でも書ける時に書いておかないと。 そうやって彼の傍にいると、どなたかが来られた気配がした。 Sさんだった。 彼と私の数少ない共通の知り合い。 彼も私ももともと知り合いだったのだが、お互いにSさ... 続きをみる

    nice! 12
  • 1日(2日?)早いクリスマス

    前回の記事を書いた後、ケーキを買いに行った。 本当は明日買おうかと思ったのだが、周りの幸せそうな様子を見るのが嫌だから、という実に子どもっぽい理由で今日にした。 今は多分、心の余裕がない。 車でお気に入りのケーキ屋へ行く。 でも私の思惑は外れ、到着すると車がたくさん停まっており、中に入ると予約した... 続きをみる

    nice! 12
  • 彼に触れる

    再び続き。あの時のこと。 しばらく彼のご家族と話した後。 私は思い切って訊いてみた。 「〇〇さんの・・傍に行ってもいいですか?」って。 承諾をいただき、畳に寝かされている彼の傍に座る。 近くで顔を見てみても、やっぱり眠っているように見えた。 気になっていた髪も、綺麗に洗われたのかいつものようにさら... 続きをみる

    nice! 10
  • 124

    今日は病院全体の忘年会。 それなりに楽しかった。 普段職場で声をかけづらい雰囲気の方でも、こういった場ではフランクに話せたりする。 時間が過ぎるのが早く感じた。 忘年会の席順番はくじ引きで決まる。 普段話せないような人とも話せるように・・とのことらしいが、正直隣に誰が来るかわからないのでけっこう緊... 続きをみる

    nice! 10
  • 斎場での彼との対面

    この記事の続き。再び、あの時のこと。 彼とのお別れのことは、何とか年内で書き終えたい。 2017年当初にたてた目標は全部中途半端だったけど、何とかこれだけは。 しばらく車を走らせ、斎場に着いた。 外に「〇〇家」と彼の苗字が書かれていた。 中に入り、斎場の人に彼が寝かされている部屋へ案内してもらった... 続きをみる

    nice! 14
  • 気がつけば・・

    今年ももう10日ほど。 彼のいない1年がまた終わる。 これからも彼のいない年月を積み重ねていくと思うとげんなりする。 私自身、どこまで生きるのかは知らないが。 彼がいなくなってここまでは、彼の供養とか同志さんにお会いすることだとか、何とかやりたいことをみつけてきた。 でもこれからは本当にどうしよう... 続きをみる

    nice! 10
  • しっかりしなきゃ

    今朝。 やることが多かったので、早く起きようと思っていた。 でもできなかった。 結局いつも通りの時間。 起きた瞬間、自分の不甲斐なさと何でこんなことすらできないんだろうって思いと、彼がいない寂しさで泣きそうになった。 泣かなかったけれど。 朝、こんなぐしゃぐしゃした思いになるのは久しぶり。 でも最... 続きをみる

    nice! 11
  • 確証が欲しい

    ※少し毒を吐きます。気分を害されるかもしれません。 彼はあなたの心の中で生きているよ、とか傍で見守ってるよ、とかそんな綺麗事なんていらない。 私が欲しいのは、彼が今もいるっていう確証。 彼はいるのか、いないのか。 いるとしたら逢えるのか、逢えないのか。 私が知りたいのはそれだけ。 でもそれは、誰も... 続きをみる

    nice! 17
  • そそっかしい自分

    やってしまったよ・・・ 大切なものを失くしたことにさっき気がついた。 いつからなくなっていたのかもわからない。 いつも置いてある場所になかった。 かなりあちこち探し回ったけど、今のところみつかっていない。 というより落としたかもしれないから、みつかる可能性はあんまりない。 絶望的だ。 けっこう焦っ... 続きをみる

    nice! 17
  • 複雑な胸の内

    あの時のことを思い出すのは今日は休み。 やっぱり辛い記憶を掘り起こすのは労力を使うことだから。 今日、母から手作りのストラップをもらった。 パーツも全て自分で選んで作ったらしい。 正直売っていてもおかしくないレベルだった(身内の贔屓目もあるかもしれないが) 母は昔から手先が器用で、細かいものを作る... 続きをみる

    nice! 13
  • 曖昧な立場

    再び続き。あの時のこと。 実家に向かって車を走らせている途中。 やっぱり何の感情も湧かない。 涙さえ、出てこなかった。 途中、スマホが鳴っていたのでコンビニに車を停めた。 母からだった。 着信の時間からそんなに経ってなかったので折り返す。 母「いつ頃帰ってくるの?」 私「今向かっているよ。ただ斎場... 続きをみる

    nice! 15
  • ただただ淡々と

    昨日の続き。あの時のこと。 病院を出て車に乗った後、すぐに父親に電話した。 2コールくらいですぐに出てくれた。前日に危篤だと話はしてあったから、もしかしたら私からの連絡を心配しながら待っていたのかもしれない。 今ならそう振り返られるけど、当時はそんなことに気づく余裕なんてなかった。 やけに早いな、... 続きをみる

    nice! 17
  • 最期を迎えた後

    唐突だけど、この記事の続き。 彼がいなくなった後。そのことを書きとめようと思う。 彼の入院生活のことは一気に書き上げられたけど、それ以降のこと(葬儀のこととか)はなかなか書くことができなかった。 辛すぎて。 でも、だんだん思い出すまでに時間がかかっていることに最近、気がついた。 このまま、忘れるこ... 続きをみる

    nice! 16
  • 笑顔で

    毎日毎日、とにかく仕事に追われていた。 大変だ、とか疲れた、とかこれからどうしよう、なんて考えている暇もなかった。 明らかに一人に対して任される仕事量じゃなかった。 いや、要領のいい人ならこなせるのかもしれないけれど。 要領の悪い人間の見本のような自分では無理だった。 ここ2~3週間の私は傍から見... 続きをみる

    nice! 15
  • 手を握って

    少し、前のニュースだけれど。 野村沙知代さんが虚血性心不全で急逝された。 記事を読んでいる中、沙知代さんの最期の言葉に目を奪われた。 「手を握って」 彼と同じだ。 彼が私に対して言った最期の言葉も「手を握ってほしい」だった。 ただ彼の場合、その後病棟の看護師さんに対しても何か言っていたらしいから、... 続きをみる

    nice! 14
  • 渦巻く嫌な気持ち

    ここのところ、ブログの記事で何て書こうか悩む時がある。 吐き出したい思いがないというわけではなくて、祥月命日の時から自分自身の気持ちが『会いたい』という軸から全然動いていないのだ。 それはもうびっくりするくらいに。 自分の気持ちを正直に表すと、ブログの記事内容もタイトルも全部”会いたい”の一言で片... 続きをみる

    nice! 14
  • コメント欄について

    今回はコメント欄についてです。 このブログではそこまで多くないのですが、コメントをいただくこともあります。 いつもありがたく読ませていただいています。 同志の方からのコメントが圧倒的に多く、いつも勇気をもらったり、共感したり、そのような考え方もあったんだ、と思うこともあります。 コメントには基本、... 続きをみる

    nice! 13
  • 家庭の味

    今日(日付的には昨日か)、仕事の後、実家近くで研修があったので帰りに実家に寄った。 母が夜食を作ってくれたのだけれど、これがまあ涙が出るほど美味しく感じた。 慣れ親しんだ味だからか、母の料理はやっぱり食べると安心する。 ここ最近、忙しくて心が擦り切れていたけど、明日からまた何とか頑張ってやろうとい... 続きをみる

    nice! 14
  • 辛さの混同と虚無感

    相変わらず仕事が終わるのは20時とか21時とか。 今日も病院を出たのは21時過ぎだった。 このままではマズイと自分でも思う。 体力的には問題ないのだが、余裕がなく自分の心ががりがり削られているのがわかる。 しんどい。 今日も口に出してそう言ってしまった。 少し涙を流して弱音を吐いた。 仕事が上手く... 続きをみる

    nice! 14
  • 三番目の希望

    祥月命日前後のせいか、彼との6年分の想い出が次々フラッシュバックした。 その結果、会いたくて会いたくてたまらなくなってしまい、泣いた。 今生ではもう会えないと理性ではわかっている自分と、それを受け入れられない自分。 2人の自分が出てきて、今も鬩ぎ合っている。 今生で会えない・・残酷な話だ。 魂とか... 続きをみる

    nice! 12
  • 2年前のこと、そして彼へのメッセージ

    2015年12月4日。彼があちらへ旅立ってしまった日。 あの日はただただ呆然とするしかできなかった。 自分の思考は完全に停止してしまっており、これからのことなんてもちろん、現実を受け入れること脳が拒否していた。 夜の病室で彼と過ごした最後の時間。 私はもうただただ「〇〇、愛してる」と言うことしかで... 続きをみる

    nice! 15
  • 全てを背負う覚悟がなかった

    ※貼り付ける記事が多いです。すみません。 延命治療をするかどうか。 あの時自分がした、残酷すぎる選択。 彼の命の期限を切ったのはきっと私だ。 延命治療をしなかったことに後悔はない。 けど罪悪感がまったくないかというと嘘になる。 あの時の彼の状態から察するに、おそらく救命できても寝たきりになる確率の... 続きをみる

    nice! 12
  • 感情の噴出

    ここ最近、ブログではあの時のことを振り返っていた。 そして現実では仕事に追われていた。 毎日残業で、帰りが21時頃なんて当たり前だった。 どうしてこうやってもやっても終わらないのか、やることがわんさか出てくるのか不思議で仕方なかったけど、やるしかないからこなす。 なので平日の日中は彼のことを考える... 続きをみる

    nice! 13
  • 彼の最期を意識した瞬間

    この日。 彼の病状は素人目から見ても急激に悪化していた。 合併症が本当に強く出てしまっていた。 数日前からは考えられないほど変わっていた。 あの時の彼の虚ろな目。 目は半分開いたのに、その目には喜怒哀楽どころか何の感情も映っていない。 本当にただ”目が開いている”だけの状態。 あの目は今でも忘れら... 続きをみる

    nice! 11
  • あの時までだった

    私が彼との未来を思い描けたのは、思えばあの日までだった。 2015年12月1日。 この日から合併症は出ていたけれど、程度はそんなにひどくなかったから。 彼がうわごとながらもはっきり言葉を喋っていたのもこの日まで。 あの時私は、どうか合併症がこれ以上ひどくなりませんように・・と祈ることしかできなかっ... 続きをみる

    nice! 12