いつかあなたに逢いたい

2015年12月に6年付き合っていた最愛の彼を喪いました。
正直どう生きていったら良いのかわからないまま・・・今を過ごしています。

2016年12月のブログ記事

  • 2016年を振り返って

    2016年を迎えた時。彼を喪って1ヶ月も経っていない時。 呆然としながらも、私は目標をたてた。 1、生きる 2、仕事をしっかりこなす 3、彼の供養を自分なりにしっかりと行う ・・・一応ある程度はできたと思う。全力でこなせたかどうかは別として。 なのに、全然充足感はない。 もうあの時から1年経ってし... 続きをみる

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  • 12月の出会いと別れ

    出会いと別れの季節というと、大抵の人は3月とか4月を思い浮かべるのではないか。 でも私にとっては12月もそうだ。 大好きな祖母が亡くなったのは12月。 彼と最初に出会ったのも12月。 そして、彼と今生でのお別れをしたのも12月。 不思議だ。 私にとっての重大な出来事は全部12月に起こっている。 強... 続きをみる

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  • 母方の祖父母

    今日は母方の祖母の祥月命日だ。 10年前の今日、祖母は眠るようにこの世を去った。 祖母は明るく、いつも笑っている人だった。 私達孫をとても可愛がってくれ、心配してくれ、遊びに行った時は食べきれないくらいいろいろご馳走してくれた。 ニコニコとした笑顔がとても印象的。 娘である母も寝込んでいるのを見た... 続きをみる

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  • 彼に似合う色、ワインレッド

    部屋の整理をしていて。 彼の遺品も少し触った。 その時出てきたワインレッドのセーター。 いろいろなことが一瞬にして甦った。 彼と買い物に行った時、お互いの服を見繕うことも多かった。 回数は圧倒的に私の服を選んでいる時が多かったけれど。 お互いお世辞なんて言わず、「似合う、似合わない」とはっきり言い... 続きをみる

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  • 去年の仕事納め

    去年の仕事納めも12/28だった。 そしてこんな約束をしたことを思い出してしまった。 「ナナドゴブ~俺の方が仕事納めが早いから、ナナドゴブの仕事納めの日は泊まりに来なよ。夕食準備して待ってるよ!」 「本当!?嬉しい、ありがとう。絶対泊まりに行くね!ゆっくりしよう。」 彼の方が仕事納めの予定が1日早... 続きをみる

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  • 明日は仕事納め

    明日で今年の仕事は最後になる。 今日もかなりいろいろ片付けた。 何とか今年中にいろいろケジメをつけたい。 この1年間、自分で言うのもなんだが結構頑張ったとは思う。 彼のいない1年間。慣れない業務。それなのに増す仕事の量。 最初の頃はトイレに篭ってよく泣いていた。ただでさえ不安定な精神状態だったから... 続きをみる

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  • 彼の手、私の手

    私は数年前まで、ハンドクリームを使ったことがなかった。 というより、手が乾燥しなかった。 それが仕事を始めてから、まずは手の甲が乾燥するようになり、ついに今年は掌や指先も乾燥するようになってきた。 ちょっとハンドクリームを塗らなかったらすぐにカサカサになり皮が白く剥ける。 今までは手の甲のみハンド... 続きをみる

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  • イベントの後は

    今日からまた仕事。 前回の記事で書いた”お願い”が叶うはずもなく・・・ また現実と向き合わなくちゃいけない。 イベントの後はけっこうひどく反動が来るような気がする。 最近気がついた。 いない現実がいっそう実感できるからか。 彼の誕生日の後もひどかったから。気分の波が。 今だってそう。 動悸はするわ... 続きをみる

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  • サンタへのお願い

    あと少しでクリスマスも終わりますね。 私は子どもの頃からサンタを信じていなかった。 それどころか下の兄弟に「サンタなんているわけないじゃん」と言ってしまうような子どもだった。可愛げが全くない。 親にとってはさぞ扱いにくい子どもだったろうなぁ。 でももしサンタがいるならば欲しいものがある。いい大人だ... 続きをみる

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  • クリスマスプレゼント

    私たちは、誕生日もクリスマスも予算を決めて、お互いの欲しいものを一緒に買いに行っていた。 少し高めのものが欲しい時は、誕生日の予算とクリスマスの予算を合わせて一つのプレゼントをお互い買ったりもしていた。 実際2014年は私も誕生日とクリスマスの予算を合わせて、ちょっと高めの腕時計を買ってもらった。... 続きをみる

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  • そしてイブの夜、クリスマス

    前回の記事を書いた後、本当に何気なくいつもと違う道から帰りたくなり、そこを通ってみた。彼ともよく通った道。 するとその通りで小さいけれど綺麗なイルミネーションが見られた。それも2箇所も。 田舎なせいか、周りに人がいないのも良かった。そして暫くぼーっと見てた。 幻想的だったな・・・ 彼からのプレゼン... 続きをみる

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  • イブのお昼から

    今日は午前で仕事が終わった後、ダッシュで買い物。 夕飯の肉とケーキを買う。 周りの他のお客はなるべく見ないようにして。 商品とだけ、にらめっこしてた。 そしてケーキは調子にのりすぎて5個も買ってしまった。 「彼はきっとこんなのも好きだな~」なんて言っていたらついつい・・・ クリスマスだけあって、流... 続きをみる

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  • クリスマスイブ

    今日はクリスマスイブ。 彼のいない、二度目のクリスマスイブ。 でも実は、なんだかんだでクリスマスイブを一緒に過ごせた年は少ない。 一昨年もお互い仕事で会えたの年末だし。 一昨々年はちょっとお高いディナーを予約してたけれど、私が職場で流行っていた風邪に見事にかかってしまってお流れになったし。 あの時... 続きをみる

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  • どうしても考えてしまう、3連休

    今日から人によっては3連休らしい。 まぁ私は明日、仕事だが。 何で今年はクリスマスイブとクリスマスが土日と重なっているんだorz どうしても彼がいたら・・と考えてしまう。 もし彼がいたら、お互い仕事が休みだと思うし、一緒に過ごしただろうな。今頃。 「来年はいよいよ結婚だね」とでも言い合っていたかも... 続きをみる

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  • 彼と私の出会い

    今からちょうど7年前。2009年12月22日。 そしてちょうど今ぐらいの時刻。 彼と私は初めて出会った。 出会いの詳細を書くと、関係者ならすぐにわかってしまうのであえてぼかすが、彼も私もこの時は普段と違う行動をしていた。 もしどちらかが普段と同じ行動をしていたら、私たちは出会わなかった。 やっぱり... 続きをみる

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  • 本音をいえば・・・

    正直生きていたくない。 何も考えたくない。 何もしたくない。 部屋に閉じ籠って、布団にくるまってずっと眠って、ある日そっと逝きたい。 もういろいろと疲れた。 未来なんていらないので、私の最後の願いを叶えてほしい。 でもこんな私でもいなくなったら悲しむ人がいるので、みんなの記憶からも私を消してほしい... 続きをみる

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  • モノローグ

    『愛なんて知りたくない。 優しさだって欲しくない。 あなたを忘れて生きることが幸せだと説くのなら、教えにだって背きます。 死ぬのはけして怖くはない。 あなたが待っていてくれるから。』 10年以上前の少女漫画の中に出てきたモノローグ。 少女漫画としては珍しく死別を扱っていた。 もしかしたらご存知の方... 続きをみる

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  • パソコンが限界

    私がいつも使っているノートパソコン。 彼とつきあって半年くらいで購入したので、もう6年以上使っていることになる。 昨日からアダプターとパソコンをつなぐプラグが壊れてきているのか、パソコンに上手く充電できない。 DCケーブルの中で断線しかかっているのかもしれない。 今もプラグ部分手で押さえながら記事... 続きをみる

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  • 彼にとっての私の存在

    先週末、彼の同僚の方から聞いたお話。 『自分にとって希望、夢、憧れ、支え、そして一番大切な存在。彼女がいるから日常生活も頑張れる。彼女を幸せにしてあげたい。一緒になりたい。』 彼は私のことを本当に幸せそうな笑顔でこう話していたそうだ。 同僚の方曰く、あんなふうに純粋に相手のことを想っている人は初め... 続きをみる

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  • 思いのまま、乱文

    「彼はあなたが幸せになることを望んでいると思うよ」 いろいろな人からそう言われた。 これはそうだと思う。 想像しかできないが、彼の性格上私の幸せを望むだろう。 「ごめんな、ナナドゴブ。突然いなくなって。」とも言いそうだ。 でも、私たちは 2 人 でもっともっと幸せになりたかった。 一緒にいることが... 続きをみる

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  • 最高の日にならなかった

    彼が倒れる何日か前。 テレビであるドキュメンタリー(?)、再現ドラマ(?)をやっていた。 車椅子の青年が、ある女性と知り合い、結婚していくまでの物語だ。 彼と私に近いものを感じ、思わず食い入るように見てしまった。 ”私の親は最初は賛成しなさそうだから、粘り強く説得する必要があるな”とか、 ”彼は車... 続きをみる

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  • 彼のモッズコート

    多分2012年のクリスマス近く。 お互いのプレゼントを何にしようかと話していた。 彼は最初悩んでいたようだが、しばらくして冬用のコートが欲しいと言ってきた。 今まで彼は冬にグレーのジャケットを着ていたが、長年着ているせいか裾が車椅子に擦れて解れかけていたり、色も少し薄くなっていた。 2人で店をまわ... 続きをみる

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  • 増してくる仕事での怖さ

    前回、前々回の記事は死別経験者がよく言われると思う言葉について、一方的に私の感情を綴った。 でもあの言葉で希望を持てる人もいるんだと思う。 これから難しい課題や仕事を乗り越えようとする人とか、見えなくなっても大切な人の存在をきちんと感じられる人とか・・。 これだから言葉は難しい。 同じ言葉でも、相... 続きをみる

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  • 捻くれている、嫌な自分(2)

    「神様は乗り越えられない試練は与えない」 こんな言葉も聞いたことがある。聖書の言葉らしい。 昔は何とも思わなかったけれど、今は正直はぁ?という感想だ。 ものすごく嘘っぽく聞こえるし、そんなわけないとも思う。 そもそも「彼がいないことを乗り越えること」がよくわからない。 乗り越えるとはどういうことな... 続きをみる

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  • 捻くれている、嫌な自分

    「寿命を全うしたらいずれまた再会できる」 「だから自分の寿命がくるまで生き抜くことが大切」 死別を経験した方なら一度は聞いたことのある言葉だろう。 この言葉を支えにして、踏ん張っている方もおられるだろう。 でも私はこの言葉に対し、あまり希望が見出せない。 まず「私の寿命っていつよ!?」となる。 誰... 続きをみる

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  • 前に進みたくない

    今。 何となく眠れなくてこの記事を書いている。 眠りたくない原因は何となくわかる。 戻りたくないのだ。現実に。 この土日は彼に関することをして、彼のことだけを想っていられた。 そうすることで彼とほんの少しだけど、繋がっていられるような気がした。 現実から目を背けていられた。 でも月曜日からはそんな... 続きをみる

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  • 昨日からの感情

    昨日彼の同僚の方にお話を聞いて、彼が倒れたトイレも見てきた。 倒れた当日の様子も聞いた。 同僚の方の言葉を昨日は随分反芻した。 昨日はある程度仮面をつけて行ったせいか、普通に話をすることができたけれど、今日目覚めた瞬間からいきなりきた。 『彼のところへいきたい』 本当に純粋にそう思った。 "行きた... 続きをみる

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  • 断言できる

    彼の職場の同僚にお会いしてきた。 たくさんのお話を聞いた。 彼が働いていた場所に行き、倒れた場所も見てきた。 嬉しいやら悲しいやら悔しいやら・・・いろいろな感情が混じったけど、これだけははっきり言える。 彼と出会えて良かった。 彼に愛してもらえていた自分は幸せ者だったんだなと。

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  • 仕事のできる女になりたい

    自分はもともと要領がかなり悪い。 そして忙しくなってくると、何かミスをしたり抜けたりしていることが多い。 彼がいなくなった直後は、悲しみにくれ、仕事も手につかずかなりミスをした。 今は彼のことを考えて仕事が手につかない、とかそういうことはないけれど、やっぱり忙しかったり自分のキャパを超えると何かし... 続きをみる

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  • ふっと甦る

    私が高校生の時。 吹奏楽部で吹いていた曲で、リズムやメロディが浮かんでくるのにどうしても曲名を思い出せない曲があった。 けっこう好きな曲だったけれど。 だけど今日の朝、本当にふっと思い出すことができた。 あわててスマホで検索して、ようやく聴くことができた。 彼との6年間、多分記憶の底に眠っている想... 続きをみる

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  • 『幸せ』

    「あなたには幸せになってほしい」 彼がいなくなった後、何人かからそう言われた。 私はただ、愛想笑いを浮かべて「ありがとうございます」としか言えなかった。 「彼のいないこの世からいなくなることが私の幸せです」 そう本音を言ったらどうなっていただろう。 『幸せ』になることを許してくれる人は何人いただろ... 続きをみる

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  • 切望している

    ここ何回かの記事は「会いたい」ということばかりテーマにして書いてきた。 他に書くことはないのか!と言われそうだが、私は今、彼に会いたい一心だ。 悲しい、とか寂しい、とかの感情ももちろんあるがそれを上回っている。 1年間何とか過ごしてきた。 彼に会えないのも耐えた。 じゃあ1年経って悲しみが癒された... 続きをみる

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  • 中途覚醒、思ったこと

    昨日から落ちまくっている。 祥月命日当日よりも、その次の日以降の方が命日反応がすごいとは思わなかった。 土日は彼のことだけ考えていられたからだろうか。 昨日からまた現実と向き合っているからだろうか。 わからない。 今朝も4時前に目が覚めて、そこから寝られなくなった。 やっぱり頭に思い浮かぶのは、彼... 続きをみる

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  • 会いたいものは会いたい

    昨日の出来事は私の心の蓋を開けてしまったみたいだ。 意外と自分の心は脆いんだな、と思う。 心の奥底に仕舞いこんでいた感情が溢れてくる。 『会いたい』 単純だけど、絶対に叶わない願い。 仕事中にも涙が出そうになったのは本当に困った。 まるで彼がいなくなった直後みたいだ。 逆戻りかよ、と自分で突っ込み... 続きをみる

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  • 祥月命日

    夜明け前。午前4時32分。彼が旅立っていった時刻。 やはり祥月命日だからか、この時間に目が覚めた。 流石に起きるのには早すぎるので二度寝する。 残念だけど、彼は夢には出てこなかった。 お昼頃、お花と手土産を準備をして彼の実家へ向かう。 その前にお墓参り。 今日も暖かくて過ごしやすかった。 なので彼... 続きをみる

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  • 凄まじい破壊力

    今日どんなように過ごしたかは後の記事で書くとして。 彼のご実家であったこと。 今日の午後は彼の実家にお邪魔させてもらった。 お線香をあげさせていただき、ご両親とお話しする。 その時「ナナドゴブさんにも読んでほしい」と手紙を渡された。 彼の職場の同僚から、彼のご両親宛の手紙だった。 その内容は、 ・... 続きをみる

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  • 彼へのメッセージ

    ◯◯へ ついに会えなくなって1年経ちましたね。 1年前の今日、あなたはご両親、お姉さん、私に見送られて、旅立っていきましたね。 今はどうでしょうか。 そちらの世界で少しは落ちつけているでしょうか。 私はこの1年、無我夢中で生きていました。 とりあえずどんな状況でも生きること、そしてあなたの供養を精... 続きをみる

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  • 祥月命日前日

    今日は1日静かな気持ちで過ごすことができたと思う。 穏やか・・とはちょっと違う。静かな気持ち。 思ったよりも感情の起伏がなかった、と言ったほうがいいか。 人と話していないからかもしれないけれど。 お昼頃アパートを出発し、お墓に向かう。 今日は12月だけど比較的天気も良く、暖かかった。 お墓に着き、... 続きをみる

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  • もう一つ、嬉しかったこと

    彼のお父さんから、これも後々聞いたお話。 入院して3日目か4日目。彼のお父さんが面会に行かれた際、彼は訊かれたことに頷きや首振りくらいはできる意識レベルだったそうだ。 その時彼のお父さんは「昨日俺や母親や姉が面会に来たことは覚えているか?」と訊かれたそうだ。 彼は首を横に振ったとのこと。 「ナナド... 続きをみる

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  • ICU症候群

    ICU症候群というものがある。 ICU=集中治療室は高度な医療が必要な患者や、全身状態の綿密な管理が必要な患者、病状が重篤な患者が入る所だ。 そのため様々な医療器具やモニターなどがつけられる。 24時間集中的に患者を看ている為、一般病棟以上に日付や時間の感覚がわかりにくい。 そのため患者は自分はど... 続きをみる

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  • 逃避行動

    最近、泣いたり暴飲暴食しない替わりに睡眠を欲するようになった。 昨日も夕食もろくに摂らず家事もせずにさっさと寝た。 中途覚醒もほとんどしなかった。 あんなにたくさんの時間眠ったのに、疲れがとれた気はあまりしないけれど。 夢もたくさんみた気がするけど、彼は出てこなかった。 眠ることは一種の逃避なんだ... 続きをみる

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  • 昨日から見え隠れする暗い感情

    祥月命日まであと数日。 知らず知らずのうちに鬱状態に拍車がかかっている気がする。 ふっと、終わらせたい、と思った。 何もかもどうでもよくなった。 いつもみたいに「何で生きてるの?」じゃなくて「何で終わらせてなかったんだろ」と思った。 布団を被ってたえて、何とかこの場にはいるけれど。 胸にも"悲しい... 続きをみる

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  • 12月に入って

    12月になった。 彼の祥月命日まであと3日。 前は12月なんて何とも思っていなかったのに、今は一番嫌いな月になってしまった。 正直去年の12月は彼の葬儀が終わってからほとんど記憶がない。 断片的に思い出されるだけだ。 しかも思い出される記憶ももやもやして霞がかかっているみたいで、夢の中にいるような... 続きをみる

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