いつかあなたに逢いたい

2015年12月に6年付き合っていた最愛の彼を喪いました。
正直どう生きていったら良いのかわからないまま・・・今を過ごしています。

テレビ

一人暮らしを始める時、テレビを買った。

実家ではあまりテレビを観る習慣がなかったから。

これで好きな時に好きな番組を観られる!!と嬉しかった。


彼がいなくなる前は、よくテレビを観ていた。

朝はニュース、夜はバラエティ番組、休日はDVDなんかを観ていた。

疲れた時はお酒を飲みながら、とりだめた番組を観るのが至福の時だった。

おもしろい番組や情報があった時は、彼にも話した。

美味しそうなものや綺麗な場所が紹介されていた時は、いつか彼と行きたいなぁなんて思っていた。


彼がいなくなった今、テレビに全く興味がなくなってしまった。

というか、観るのが苦痛だ。

真面目なニュースはまだ何とか大丈夫だ。

でも人が亡くなったってニュースを観ると反応はしてしまう。

バラエティは本当に厳しい。全く面白いと感じなくなってしまった。

人が笑っているのをみると反射的に消してしまう。

何でこの人たちは笑っているんだろう、と自己中心的なことを考えてしまう。

何度かトライしてみたけれど、7ヶ月以上経った今でも無理だ。

CMもなかなかだ。

結婚式場やマイホームのCMなんかでるともう完全にアウトだ。

おかげで今、テレビは完全に部屋の中でオブジェと化している。


彼がいなくなる前に録った番組がいくつかあるが、観ることができず、かといって消すこともできず、そのままにしてある。


テレビが普通に観られるようになったら、少し前に進んだといえるのか。

でもそんな日は来るんだろうか。

寂しい

今日は涙は流さなかった。

最近不安定で立て続けに毎日泣いていたから、こんな日は珍しい。


でも精神状態はやっぱり良くない。

何かあるたびに、彼に話を聴いてもらいたい、彼ならなんて言うだろうとかそんな事を考えてしまう。

そしてその答えはもう二度とわからないという事実に愕然とする。

頭の中では彼がもういないとわかっていても、考えることを辞められない。


虚しい。

そしてそれと同時に寂しさが襲ってくる。

ジクジクと私の胸の中を蝕んでいく感じ。


彼がいなくて寂しい、というのはもちろんある。というかそれが一番だ。

でも最近、自分の人生はこんな感じで終わっていくのかという寂しさもある。

だからといって、それを変えようとはしていないけれども。

変える気力がないし、変えようと努力したところで彼が帰ってくるわけではない。

結果がわかりきっているのに、それをするほどの余裕は今の私にはない。


でもやっぱり寂しいよ。二重の意味で。

どうすれば、寂しさを打ち消せるのか。

止めずに、寂しさと共存すればよいのか。

私は、どうすべきなんだろう。

平日は

やっぱりダメだ。

仕事に自分が思っている以上のエネルギーを使っている。

帰ってきたらぼーっとするだけ。そして時々泣く。

特に何もせず、だらだらと時間が過ぎていく。

最低限の家事を重い腰を上げてするのがやっとだ。

そんなことならさっさとやるべきことをやって寝ろよ、と思われるだろうが、一旦座るとそこに根が生えたように動けない。

スイッチが切れたようになり、再び点けるのに時間がかかる。

情けない。


私は一人暮らしなので自分のペースでやることが許されるが、お子さんや他の家族がおられる同志の方は本当に大変だろう。

家へ帰っても頑張らなくてはいけないのだから。

本当に尊敬します。


部屋が散らかり放題だから片付けたかったけど、こんな調子だから諦めた。

今週末は久しぶりに何も予定がない週末だ。実家にも帰らない。

だらだらしつつ、やるべきことを少しでもやろう。


平日に仕事以外できびきび動くのは今の私には無理だ。

彼がいないから、というのもそうかもしれないが、もともとダラけた性格がそれに拍車をかけているんだと思う。