「死」について
※かなり汚い言葉を使います。見る方によってはかなり不快な思いをするかと思います。
本当にすみません。でも自分の本心を書きます。
彼がいなくなってから、他の方の死別ブログだけでなく、脳外傷関連のサイトや「死」そのものについてのサイトを見て回った。
その中に「死は不幸なことではない」と書いてある文を見つけた。
肉体を捨て、魂だけになって自由になるので喜ばしいことだと。
正直、その時ハァ?と思った。いや、不幸なことだろうと。
もう2度と話せない。触れられない。何かを共有することもできない。
少なくとも残された側にとってはこれ以上不幸なことはない。
それに亡くなった方だって、もっとやりたいこともあったに違いない。
何よりもう抗えない力で別々にされてしまった。
これを不幸と言わないんだったら、何を不幸と言えばいいんだ。
「死は不幸ではない」なんて言っている人は、自分の最愛の人がいなくなっても同じことが言えんの?なんて思う。
目の前で最愛の人の心臓の鼓動が止まる瞬間。
あれこそ「絶望」という言葉がぴったりだ。
魂だけになって自由になるとかいうけれど、第一アンタ、死んだことないだろう。
この世に死んでから生き返った人間なんていない。
「臨死体験」とか「仮死状態から息を吹き返した」なんて話は聞くけれど、それは本当に死んだわけじゃない。
だからもちろん死んでからのことなんて、誰にもわからない。
それを偉そうに「不幸ではない」なんて言い切れる奴の気が知れない。
こんなどす黒い感情は、リアルではなかなか吐き出せない。
だから、この場で吐き出させてもらいました。