いつかあなたに逢いたい

2015年12月に6年付き合っていた最愛の彼を喪いました。
正直どう生きていったら良いのかわからないまま・・・今を過ごしています。

消えてしまいたい

明け方。
目が覚めてしまったが起きるにはまだ早いので、二度寝する。
彼が久しぶりに夢に出てきた。


最初はお互いに抱きしめあってキスをした。
そして他愛無いことを話す。
その時は、彼も笑顔。
でも私は夢の中でわかっていた。
彼がもういないってこと。
その事実に押しつぶされそうになっていた私は、夢の中で何故かこう叫んでしまった。
「ごめん、〇〇。私だけ生きて。もう数ヵ月後には〇〇と同い年になっちゃうよ。そして近いうちに追い越しちゃうんだよ。」
その後はひたすらごめん、ごめんと謝っていた。


それに対して彼は・・・
何も答えてはくれなかった。無表情だった。
目も合わせてくれなかった。


それを見て私は激しく後悔した。
何てことを言ってしまったんだろう、と。
というか、私は彼がなんて答えてくれるのを期待していたのだろう。
”連れて行ってあげる”とか?
いや、そこまで深く考えてはいない。
ただ自分の気持ちを吐き出したかっただけだ。
そしてどうにもならないことを言って彼を困らせた。
いや、下手したら彼に失望され、呆れられたかもしれない。
自分自身がものすごく最低な存在に思え、うろたえているうちに再び目が覚めた。


正直、今の気分は最悪だ。
せっかく彼に会えたのに、それを楽しむどころか空気をぶち壊した。
それも自分の考えなしの発言のせいで。
相手のことを考えず、自分の気持ちだけ表出するとか自分はどこまでガキなんだろう。
そこは、変わろうと思ったはずのところなのに。
結局、これか。


泣きそう。
消えてしまいたいと久しぶりに思った。

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