慟哭
昨日(4月1日)はひどかった。
仕事が終わって車に乗った途端、涙が無意識に溢れてくる。
運転できずにそのまま数十分泣いた。
少し落ち着いてからもアパートに帰る気になれず、ふらふらといろんな場所をドライブした。途中で雑貨屋さんに立ち寄ってみたり、古本屋に立ち寄ってみたり。
彼と通ったことのある道では無意識に彼を探したり・・
いるわけないのにね。
途中、また激しい衝動がきて車を停めて号泣した。
声が枯れるまで彼の名前を叫んだ。
「もう2度と会えない」という現実が容赦なく私を切りつけてくる。
悲しみ、寂しさ、後悔、怒り、憎悪。
そんな感情が胸を突き破ってきてどうしようもなかった。
1時間くらいは泣き叫んでいたと思う。
泣いても泣いても涙は枯れないんだね。
最後は海まで走って、車を停めてぼーっと波の音を聴いていた。
人工の光がほとんどないから、星も綺麗に見えた。
静かで、静かで・・・
もういっそこのまま闇に溶けて消えてしまいたいと思った。
何で今日に限って、いきなりこんな風になってしまったのか自分でもわからない。
今日、仕事中に何かあったわけでもない。
不思議だ。
彼に会いたい。
私の今の気持ちはただそれだけだ。