五年前のあの日
1日過ぎてしまったけれど・・・
2011年3月11日。
あの日私は家でのんびりしていた。
その時、揺れを感じた。
近くで地震があったのかな~くらいにしか感じていなかった。
その後、テレビをつけたら遠く離れた東北で大変なことが起こっていると知った。
津波の映像に、これは現実なのか?と呆然とすることしかできなかった。
何かしたい!と思っても募金をすることしかできなかった。
あの日、津波は街を壊しただけじゃない。
たくさんの人の日常生活を押し流していった。
そして大切な人を喪った人が大勢いる。
私はその方達の痛みを完全にわかることはできないけれど、今は少しだけ似ている部分があるのかもしれない。
でも、だからといって私じゃ何の力にもなれない。
募金をしたり、東北に行ったりすることしかできない。
愛する人を突然喪った悲しみ、苦しみ、怒りは自分自身でどうにかするしかないからだ。
他人の気持ちを自分がどうにかできるわけではない。
彼を喪った今、そのことを嫌というほど実感してしまった。
だけど、何か力になれたら・・という思いはもちろんある。
どうすればいいのかまだわからないけれど。
震災で亡くなられた方のご冥福をお祈りします。