いつかあなたに逢いたい

2015年12月に6年付き合っていた最愛の彼を喪いました。
正直どう生きていったら良いのかわからないまま・・・今を過ごしています。

リアルでは言えないこと(2)

※かなり汚い言葉を使いダークなことを書くので、気分を害されたらすみません。



彼がいなくなった後、「あんまり悲しんでいると彼も悲しむよ。」と何人かから言われた。多分、私を励まそうとしての言葉だろう。

・・・・。あなたは悲しんでいる彼の姿を見たの?じゃあここに連れて来てよ!

それがその言葉を聞いた時の私の心の叫びだった。

でももちろんそんな風には返せない。

「そうですね。」としか言えなかった。


死別やあの世についてネットで調べていた時も、「あんまり悲しんでいると成仏できなくなってしまいます。49日を過ぎたら悲しむのではなく、『ありがとう、私は頑張って生きていくよ』という思いでいることが、故人の供養になります。」というような言葉が多く書かれていた。

これを見た時、半分はそうなのかなと思った。けど残り半分は、「あんたはこの世にまだいるのに、あっちの世界に行ったことすらないのに、何知ったような口調で語っているんだ。」とも思った。


最愛の人を亡くして悲しむなという方が無茶じゃないのか。

たったの数十日間で立ち直り、この世にもういないということを受け入れ、前を向いて生きていける人なんているのだろうか。

もしいたらぜひお目にかかりたい。

どうしたらそうできるのか、教えてほしい。

少なくとも私は絶対に無理だ。


それに彼は私に言っていた。

「ナナドゴブ、無理しなくていいんだよ。泣きたい時は泣いて。つらい時はつらいって言って。自然体のナナドゴブが俺は好きなんだから。それぐらい受け止めるから。」って。私はその言葉を信じたい。根拠のない言葉より、彼が言ってたことの方が何十倍、何百倍も信用できる。

私が無理して気持ちを押さえ込んで、ヘラヘラ笑ってる方が彼は嫌なんじゃないだろうか。そう思いたい。

だからまだしばらくは自分の気持ちに素直になって、悲しい時は泣き叫び、寂しさや彼との思い出にどっぷり浸かっていようと思う。

羨ましい

年齢的なものもあり、私の友人は一昨年、去年と何人も結婚していった。

彼が病院に運ばれる1週間前も、友人の結婚式に出席していた。

その後彼に会った時、私達もいつかこんな風になれたらいいね、と話していた。

彼がいる時は結婚式や2次会に出ると、わくわくした。

純粋に友人の幸せを願えたし、多分無意識に自分たちと重ね合わせていた。


彼がいなくなって・・・

友人や知り合いが結婚すると聞くと、幸せになってほしいと今でも思う。

ただ、それ以上に自分の気持ちを支配するのは「羨ましい」という感情だ。

最愛の人と将来を誓い合って、一緒に暮らす。

私はもう絶対叶えることのできない夢だ。

羨ましい。羨ましい。本当に羨ましい!


「結婚して一緒に幸せな家庭を築く」

私達はそれを叶えることができなかった。

彼や私が一体何をしたというのだろう。

いや、彼は何にも悪いことはしていない。

したとしたら、多分私だ。

だったら、私が報いを受けたら良かったのに。


5月にも私の友人の結婚式がある。

友人の幸せを願う気持ちは本当。

ただ、笑顔でずっと過ごせるかは正直自信がない。頑張らないと。

あと、その友人には彼がいなくなったことはまだ伝えていない。

どのタイミングで言うべきなんだろう。

わからない。


過食

彼がいなくなってしばらくは、全く食欲がなかった。

何を見ても”あぁ、食べ物だ”としか思わず、少し食べたら胸がいっぱいになって食べられない・・・。その繰り返しだった。

でも生きるための作業として、仕方なく食べていた。

おかげで体重は1ヶ月で5kgくらい痩せた。


しかし、最近は何故か逆だ。

朝食べられないのは相変わらずだが、昼、夜は一旦食べ始めるとドカッと食べてしまう。

何でだろう。別においしいとも思わないのに。

彼がいた時もストレスがたまったらヤケ食いしてた。

その癖が今さら出てきたのか。


でも彼がいた時は例えヤケ食いでも、「おいしい」と素直に思えていた。

2人で「今日は食べちゃえー!!」ってお腹いっぱい食べた時もあった。

そんな時はむしろ幸せだったのに。


今のヤケ食いは違う。

味もそんなに感じない。

ただ何も考えないように食べているんだと思う。

このクセ、直さないとなぁ。