いつかあなたに逢いたい

2015年12月に6年付き合っていた最愛の彼を喪いました。
正直どう生きていったら良いのかわからないまま・・・今を過ごしています。

目標

彼と出会う前の私は相当卑屈な人間だった。

自分なんて何の取り柄もない人間だと本気で思っていた。

「私なんて・・・」「どうせ私なんか・・・」が口癖だった。

周りからみたら相当鬱陶しかったに違いない。


彼とつきあうようになり、彼は私のいろんな所を褒めてくれた。

「ナナドゴブのそういう所が好きだよ」って。

「愛してる」「大好きだよ」って言葉も結構頻繁に言ってくれた。

そのおかげで少しずつ自信を持つことができ、周りにも明るく接することができた。

そうすると不思議なもので、人間関係や仕事も上手くいくようになった。

あの口癖もいつの間にか無くなった。

卑屈な頃の私からは想像もできないくらい、性格も変わった。

あの頃の私を知っている人がみたら、かなり驚いたに違いない。

彼には本当に感謝してもし足りない。


彼がいなくなって、一時期あの卑屈な頃の私に戻りそうになった。

多分、半分戻っていたと思う。

でも今はなんとか自分を奮い立たせて、彼が好きだって言ってくれた私を表面上は保っている。

彼がいなくなったから、ナナドゴブはこうなったんだって言われたくないから。

私の心が弱いせいだ、なんて言われるのはいっこうに構わないけど、彼のせいにされるのは何故か許せない。


いつか頑張らなくても自然体で、彼が「好きだ」と言ってくれた私にもう一度なれる日がくるのかな。

まだまだ先になりそうだけど、私、なんとかやってみるよ。

だからもう少し時間をちょうだいね。ごめんね。

ようやく

土曜日にやっと髪を切りに行くことができた。

ポイントカードを見ると、前回行ったのが昨年10月終わり。

3ヶ月以上も放置していたことになる。ぼっさぼさになるわけだ。

かなりの量を切ってすっきりした。でもやっぱり嬉しいという感情はわいてこない。

人前に出ても恥ずかしくない頭になってまあ良かった、と思うくらいだ。


前は髪を切ると気持ちも新たに頑張ろうって思えた。

そして彼は何て言うだろう、と考えてわくわくした。

彼は鈍感な面もあったから、気づかないことも多かったけど。

そんな時は拗ねたフリをした。本当は全然怒ってなかったけれど。

そうすると彼はオロオロしながら「ごめんごめん!可愛いよ!!」なんて言った。

慌ててるけど、それが本心だとわかってた私は笑いながら、

「うそうそー怒ってなんかないよ。○○が鈍感なのは知ってるしね♪」なんて返した。

「くっそー!なんかムカツク~」なんて彼が言ってその後じゃれあったりしたものだ。


・・・私も大概だ。

そしてこの会話は実際聞いたら、かなり鬱陶しく思われるに違いない。

でも大抵デートの時の車の中で交わされた会話だから、誰にも聞かれていないと思う。多分・・・


こんなふざけた会話ももうできないんだと思うとやっぱり寂しい。

やっぱり会いたいよ~。

戻りたい

一昨日や昨日の昼はわりと落ち着いていたのに、昨日の夜と今日はひどかった。

気持ちの浮き沈みは本当になんとかならないものか。


彼がいなくなった時、何度も過去に戻りたいと思った。

彼と出会った頃でもいい、つきあってしばらく経った頃でもいい、なんなら1年位前でもいい。彼のいる過去に行きたいと本気で願った。

眠りにつく時起きたら彼のいる過去になっていたらいい、とも思った。

馬鹿かもしれないけれど、「過去に戻る方法」なんてのをネットで検索したときもあった。

案の定「そんなこと不可能」「未来に向かって生きていけ」というようなことが書いてあった。私だって無理だってことは頭ではわかっている。


「過去に失敗をしたのなら、それを取り返すために努力しろ」なんて答えもあった。

自分の事で失敗したというのであれば、私もそうしたと思う。

でも「彼がいない」という事実は、私がどう足掻こうが努力しようが変わらない。

認めたくないけれど、彼がこの世にいるのは過去だけだ。今はいない。


できるなら過去に戻りたい。そして、彼と一緒の時間を過ごしたい。

あの頃は当たり前すぎて、彼といる時間がどれだけ大切かわかっていなかった過去の自分も殴りたい。

でもそんなことは叶わない。


今周りにいる人との時間を大切にしなきゃな・・とも考えるが、まだそこまで気力がまわらない。そしてまたいい加減に毎日が過ぎていく。

どこまで負のスパイラルに嵌るんだ、私は。

彼も呆れているかな。