いつかあなたに逢いたい

2015年12月に6年付き合っていた最愛の彼を喪いました。
正直どう生きていったら良いのかわからないまま・・・今を過ごしています。

つらい、しんどい

今日は最悪だった。


仕事をしていてもふとした瞬間に彼のことを考えてしまう。思い出してしまう。
いきなり気持ちがうわーっとなって、泣きそうになる。
電話をしている最中に涙が込み上げてきたのには参った。
誰も見ていないときは、無表情で目が虚ろだっただろう。


仕事中はなるべく考えないように、思い出さないようにしても無理なのだ。
仕事だからって切り替えられないのだ。
彼がいた時は、仕事とプライベートをごっちゃにするなんて考えられなかった。


切り替えられない理由の一つとして、私が働いている場所が総合病院だからというのもあるだろう。
(幸い彼がいた病院とは別の病院だが)
自分の働いている場所をこれほど恨んだことはない。
むしろ彼がいた時に望んで就職した場所なのだ。
それが仇となるとは。


以前は、患者さんの力になれることが本当に嬉しかった。
でも今は違う。
”どうしてみんな助かっているのに、彼は助からなかったんだろう”
”どうして彼が・・・どうして、どうして!”
そんなことばかり考えてしまう。


そしてそんなことを考えている自分自身にも嫌気が差してしまう。
そしてやっぱり仕事にも影響が出る。
もう本当に嫌だ、辞めてしまいたいと何度も思ってしまう。


でもこの仕事に就いた時に一番喜んでくれたのが彼だった。
その仕事を彼のせいにして辞めたくない。
それだけの思いで私はなんとか仕事をこなす。
多分明日も同じだろう。

初めての月命日(2)

本当は今日、彼の実家に行きたかった。
しかし彼の実家は私が住んでいる場所から少し遠い。
仕事が終わってから行ったら、非常識な時間帯になってしまう。
なのでせめてもと思い、花をおくらせていただいた。
先ほど彼のお母様から電話があり、仏壇に飾りましたとのこと。
久しぶりに嬉しいと思えた。


私も自分なりに彼と過ごす。
彼の好物と花を買ってきて、写真の前に供える。
自分も同じ物を食べながら、彼と想い出について語る。
(傍から見たら一人で喋っているかなり危ない人だろう)


彼と未来について語りあっていたことも思い出し、やっぱり泣いてしまった。
もう果たすことはできない未来への約束。


私は彼の死を頭では理解していると思う。
けど受け容れるのはまだまだ時間がかかりそうだ。

初めての月命日(1)

今日は彼が亡くなってから初めての月命日。


明け方一度目が覚めた。
朝の4時32分。彼の主治医の先生から「ご臨終です」と告げられた時刻。
一気に現実が襲ってきた。布団の中で慟哭した。
その後「夢に出てきて欲しい」と願ってもう一度眠りについたのは良かったが、結局彼は出てこなかった。


仕事は正直何をしたのか覚えていない。一応ある程度こなしていたとは思うが、午後に一度、どうしようもなく気持ちがこみあげ、トイレで少し泣いた。
やっと仕事が終わり、車の中で一人になった瞬間声を上げて泣いた。


彼がいなくなってちょうど1ヶ月。愛しい気持ち、会いたい気持ち、寂しさや悲しみは膨らむばかり。
私は本当にこの先独りで生きていけるんだろうか。