いつかあなたに逢いたい

2015年12月に6年付き合っていた最愛の彼を喪いました。
正直どう生きていったら良いのかわからないまま・・・今を過ごしています。

独りで生きていく強さが欲しい

今日の午前中でようやく今週の仕事が終わった。
本当に長かった。こんなに長く感じた1週間は初めてだったかもしれない。
帰って少し昼寝をして、目が覚めたらもう外は真っ暗だった。
目が覚めた瞬間、孤独感と絶望感が襲ってきてまた泣いた。
「会いたい、会いたい」と何度も叫んでしまった。
昼間はわりと落ち着いていたのに。


私は彼と出会う前は一人で行動することが多かった。
結婚願望も全くなかったし、彼氏もいなかった。
友人とも遊んでいたが、いつも行動を共にしているわけでもなかった。
以前はそれでも全然平気だった。


そんな私が彼と出会って、初めて愛することや愛されることの喜びを知った。
こんな気持ちになったのは初めてだった。
この人と一生一緒にいたい!そう思えた人だった。


彼を喪って私はまた一人になってしまった。
もちろん家族や友人は以前と変わらず周りにいる。
でも、一番いてほしい人がこの世にいないのはやっぱりつらい。


愛される喜びを知ってしまった以上、私は以前のようには戻れない。
もういない最愛の彼にそばにいてほしい、そう思ってしまう。
彼がいないこの世界で生きていくためにも、独りで生きていく強さが欲しい。
そんなことを最近考えてしまう。

ふと、考える

彼がいなくなって1ヶ月ちょっと。
先月は呆然としていて、あんまり彼がいないことを実感できていなかったのだと思う。
本当に突然だったから。


クリスマスや年末あたりから、急に彼がいない実感がのしかかってきた。
電話やメールはもちろんこない。LINEだって既読にならない。
アパートに行ったっているはずもなく・・・
日に日に増してくる会いたいという気持ちを、どう処理していいかわからない。
このままだと狂ってしまうんではないかと思う。


たまに、いっそ狂ってしまった方が楽なんじゃないかと思ってしまう。
でも狂ってしまったら悲しみからは逃れられるかもしれないけれど、彼との思い出やその時の気持ちまでなくなってしまうのではないかと思う。それは怖い。
悲しくても苦しくても彼と過ごした「時間」だけは絶対に忘れたくないから。


なんとか狂わないように自分を保っている。
ただそれもものすごくエネルギーを使う。
最近、以前より疲れやすくなったのはそのせいかなぁ。

私の対処法(2)

数年前、まだガラパゴス携帯が主流だった。
私は1台目の携帯から全部保管してある。
2台目の携帯電話もガラパゴス携帯で、それは留守電を携帯電話本体に直接録音するものだった。
メールを見返すため、この間久しぶりに充電したら、彼からの留守電が保存されていた。
もう2度と聞くことはできないと思っていた彼の声。
嬉しくて嬉しくて、泣きながら何度も聞いた。
機械越しで同じことしか言わないけれど、それでも嬉しかった。


仕事中でもふと悲しくて悲しくてどうしようもない瞬間がいきなりくる。
その時は誰も居ない場所で、こっそり留守電を聞いている。
(いけないことだとわかってはいるんですが)
留守電メッセージの「頑張れ、応援してるよ。○○、愛してる」と言う言葉を聞くと、なんとかがんばってみようと思える。
やっぱり彼はすごいな。大好きだ。