いつかあなたに逢いたい

2015年12月に6年付き合っていた最愛の彼を喪いました。
正直どう生きていったら良いのかわからないまま・・・今を過ごしています。

休日

昨日の午後、今日と休みだったけれど。

相変わらず、泣いて、寝て、ぼーっとして・・・という無為な過ごし方をしてしまった。


平日は肩肘を張って、無理やり笑顔を作って仕事をするからなのか。

休日はまだ何もする気が起きない。

できたら人が多そうな所に出かけたくもない。幸せそうな人達で溢れかえっているから。


でもこんなことも思う。

「彼が生きたがっていた日々を、私は何の意味もなく過ごしている。」

「本当にこれでいいんだろうか。」

今日もそんなことを考えて、でも身体は動いてくれなくて。

現実逃避のためにひたすら寝ていた。


こんな私を彼がみていたらどう思うだろう。

「なにやってんだよ、ナナドゴブ!」なのかそれとも

「ごめんな、ナナドゴブ。俺のせいで」なのか。

どちらにしろ、あまり良い感情は抱かなさそうだ。

私に失望したり、呆れていたりするかもしれない。


でも無理に身体を動かしたら、後からどっかりくるのは目に見えている。

今までも経験上、そうだった。

自分の意志で無理やりハイな状態にするのは簡単だけど、その分堕ちるときは一気に堕ちていく。

そうしたら、日常生活をおくるのも支障が出てくる。


仕事がもし落ち着く時が来たら(来るのかわからないが)、有給を申請するのもありかもしれない。

その時にプライベートでやらなくちゃいけないこと、いろいろやっていくのもありかなと最近思う。

自分勝手でごめんなさい

今日、知り合いからあるイベントの誘いがきた。

超ハイテンションな文面のメールで。

私個人を誘ったものではなく、同じような職業に就いている人全員に一斉に送ったようなメールだった。

私の仕事にも少し関係のあるイベントであり、行けば何か実りになるものがあるかもしれない。

でも正直、行くつもりはまったくない。

「行ける方は返事をください♪」と書いてあったので、今のところ返信はしていない。


この知り合いは私が最愛の人を喪ったことを知らない。

というか、私に彼がいたことも知らないと思う。その程度の付き合いだ。

もちろん、言うつもりも全くない。


そのイベントにはきっともっともっと勉強したい、いろんな体験をしてみたい、という方がたくさん集まっているのだろう。

いわゆる「生きる活力」が溢れている方々だ。

そんな中に飛び込んでいくのは無理だ。

周りと自分の違いをまざまざと見せつけられて、叩きのめされるのが目に見えている。


本当は自分を成長させるために参加したほうがいいとはわかっている。

でも今は無理です。ごめんなさい。

仕事と家事と彼を想う時間。そして人並みのつき合いをこなしていく。

今の私にはこれしかできない。

自分を平静に保つだけで精一杯なのに、自分を高めるなんて絶対に無理。

焦ってそんなことをしても、壊れるのは目に見えているから。


もう少し、立ち止まっていることを許してほしい。

何とか外面だけは、前に進んでいるように見せるよう頑張るから。

頑張る方向間違っているかも・・・

「平気なフリ」という仮面

今日一日で、気持ちは上がったり、下がったりを繰り返していた。

別に上がらなくてもいいから、平坦に平静になれたらそれでいいのに。

上手くいかない。


仕事で予想外のトラブルは今日もあった。

正直イライラしたり、泣きそうになったりしてしまう場面もある。

それを隠してにこやかに振舞う。

予想外のことに対処できるようにもなった。

でも全部終わった後は、どっと疲れが身体にくる。

まだまだだなぁ。

やっぱり上手くいかないと、くじけそうにもなるし。


仕事中に気持ちの上がり下がりを抑えていると、職場を出た後にいきなり来る。

胸に広がるじくじくとした痛み。

堕ちていくあの感じ。

あぁ、来るな、と思ったらすぐに車に行くようにしている。

そこなら誰もいないから。一人になれるから。

静かな所で気持ちを落ち着けて、収まらない時には泣いてから帰る。


こんな毎日をあとどれくらい続けていったらいいのかな。

彼がいなくなってから、私は周りに本音を言わなくなった。

心配をかけないように「平気なフリ」をした私でいる。

仮面を被っている。

多分、現実の人間関係の中ではこれからもそうしていく必要があるんだろう。

家族や友人の前でさえも。

そうした方が、余計な詮索をされずにすむから。


彼が迎えに来てくれた時、私は初めて泣きながら本音を話すんだろうな。

「ずっと、会いたかった。待ってた。」って。