いつかあなたに逢いたい

2015年12月に6年付き合っていた最愛の彼を喪いました。
正直どう生きていったら良いのかわからないまま・・・今を過ごしています。

彼との記念日(エア)デート

定時に帰ろうと張りきって仕事をしてみたはいいものの、終了間際にトラブル発生。
どうしてこんな時にorz
結局帰れたのはいつもと同じ時間。


彼の写真を取りに行き、デートする。
雪が降っていたから、あんまり遠くまで行けなかったけど。
そういえば、去年のこの日も大雪だった。
あの時は病み上がり+絶望の真っ只中だった。彼がいなくなったのは夢だと半分本気で信じていた頃だった。
2010年1月24日。彼と付き合った日は、最初は雪が降ってたけど、途中から晴れてきてたな。
自分の心模様を表しているみたいだ。


最初は彼と最後に行った雑貨屋へ行く。
そこで予想外にいろいろなものを買った。
彼が最後に買った入浴剤と同じ物。
彼が気持ち悪いと言っていた(笑)キャンドル。
それらを買った。
あと彼は林檎の香りが好きだったから、林檎の香りのハンドクリームも。
キャンドルはともかく、ハンドクリームは喜んでくれたら嬉しい。


それから夕食。
去年と同じように、彼と最初にデートで行ったファミレスで、彼と同じものを頼む。
何の意味があるの?と言われるかもしれないが、なんとなくとしか言えない。
彼は初めてのデートでは気を遣ってあんまりがっつりしないメニューを頼んでいた。
キノコの和風雑炊。
それを食べながら、彼のいろんな表情を思い出して少し笑った。
やっぱり大好きだなぁ。
思い出すと切なくなることも多いけれど、愛しさもますます込み上げる。


その後、本当に本当に久しぶりに彼の住んでいたアパートに向かった。
今はもう別の人が住んでいるアパート。
お客用の駐車場は雪に埋もれていて停められなかったので、彼が車を停めていた場所に行ってみた。
車椅子用の駐車場。きちんと融雪装置もついている。
彼は車椅子のタイヤが雪にはまってしまったら、抜け出せなくなってしまう。
雪が降っても車の乗り降りとか心配しなくて良かったんだね。
何故だか少し安心した。
もう、彼がここに車を停めることはないのにね。
ついつい心配してしまう癖はやっぱり抜けない。


アパートに帰ってからは、あらかじめ用意していた花を飾り、ケーキを供えてささやかに7年経ったことをお祝いした。
そして彼が買ったものと同じ入浴剤でお風呂に入り、温かい布団にくるまりながらこの記事を書いている。


何だか彼との記念日デートというよりも、彼との想い出をなぞるデートになったな。
そうすることで、彼との記憶を忘れないようにしているのかもしれない。

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