私の残りの時間と生き方
26歳で婚約者(と呼ぶことを許してほしい)と死別した。
世間的にも死別ブログの中でも若い方なんだと思う。
若い、ということは当然私に残された時間も長い可能性が高いということ。
もちろん、自分が明日どうなっているかわからない。
彼も突然だったから。
でも現在の日本人女性の平均寿命は約86歳。
もし私が平均寿命まで生きるとしたら、残り60年のうち、ようやく今1年ちょっとが経っただけということ。
残り59年。
今まで生きてきた年数の倍以上あるし、正直想像できない。実感が伴わない。
じゃあこの59年をどう生きる?どう生きればいい?
それに対して答えはまだ出せない。
出せるわけがない。
結婚して、2人で仕事を頑張ってバリアフリーの家を建てる。子どもはどうするか決めてなかった。
私は正直、体力に自信がないし、そんなに稼いでないから子どもは・・と思ってたけど、彼は子ども好きだし欲しかったのかもしれない。
そのうちお互いの親の介護の問題とかいろいろ出てくると思ってたけど、2人で乗り越えていく。
老後は縁側で茶を啜って、のんびりいろんなことを語り合う夫婦になる。
そして最期は彼に手を握ってもらいながらあちらの世界へ逝く。
これが私の大まかな人生プランだった。
アホっぽいかもしれないけれど。
はいもう全部無理!
またイチから人生プランを考えなくてはいけない。
うわ、めんどくさ・・
1人だからある意味どうとでもなるのかもしれない。
でもこんな自由はいらなかった。
とりあえずお金は貯めようと思う。
目標金額もそれなりに決めた。
ますますアホっぽい目標orz
でももし私自身に何かあった場合、お金があれば家族や周りにかける迷惑も最小限ですむ。
何だか書いているうちに、どうまとめていいかわからなくなった。
でももし私の時間が59年あると仮定したら・・・
『そんなにあるんだったら数年間くらい立ち止まっていいじゃーん』と思う自分と、『ちゃんと人生プランを経てて有意義に過ごさなきゃ』と思う自分と、『やだな~そんなに生きたくない。さっさと迎えに来てくれないかな』と思う自分が混在している。
やっぱり生きるって難しい。
最後、完全に投げやりになって申し訳ありません。