いつかあなたに逢いたい

2015年12月に6年付き合っていた最愛の彼を喪いました。
正直どう生きていったら良いのかわからないまま・・・今を過ごしています。

不思議な夢

今朝方、夢を見た。
彼は出てこないけど彼に関する夢を。


彼の一周忌をどこかでやろうということになっていた。
どこかの広い会場。準備をしている。
彼のご両親、お姉さんが来られた。挨拶する。
まだ始まるまで時間があったので、私は喪服に着替え、花準備するために一旦会場をあとにする。
着替えた後、花屋へ。
その時夢の中で強烈なイメージとして浮かんだのが、綺麗な桃色の花。
なのでそんな花がないか訊いた。
すると店員さんは、「一周忌なら地味な色合いの方が良い」と言って結局紫色の花を買った。ちょっと納得いかなかったけれど。
その後道に迷ったり、車上荒らし(?)にあったりして、「どうしよう、間に合わない間に合わない。というかもう終わっちゃったんじゃないか」と焦っている所で目が覚めた。
目覚めの気分は最悪だった。


でも・・・夢の中でイメージした桃色の花は今でもはっきり覚えている。
そして、紫の花は今部屋の中に飾っている花の色だ。
桃色の花が欲しいのかな?
彼は綺麗なもの、好きだったから。


今日は同志の方と夜食事をする。
その前に彼のお墓にちょっと寄って来よう。
そして桃色の花が店にあったら飾ってこよう。
満足してくれるかな?
何かメッセージが欲しいなあ。

目覚めた時間の意味

昨日は心身ともに疲れ果て、ちょっと休むつもりでベッドに寝転がったら本当に眠ってしまった。
いろいろごちゃごちゃと夢を見て(内容は覚えていない)、目覚めた時間が4時32分。
彼が「ご臨終です」と言われた時刻。
この時刻ぴったりに目覚めるのは久しぶりだ。
すぐに寝なおそうかと思ったけれど、すぐに眠りの世界には入れず、何となくぼーっとしていた。


ぼんやりした頭の中でもやっぱり考えるのは彼のこと。
病院のベッドに寝かされている彼。苦しそうな表情の彼。最期の時が近づいており、顔や身体を真っ赤にしている彼。挿管されている彼。そして心臓が止まった瞬間。
次々に思い起こされては消えた。
微睡んでいるせいか、あまり感情の起伏はなかった。
でもどうせ思い起こすなら、元気な時の彼がいいのに・・なんて思った。


そしてなんだかんだでうつらうつらし、起きなくてはいけない時間になる。
準備をしていると一気に現実に引き戻されたようでつらかった。
彼の最期の姿を思い返しているときよりも、何も考えずに作業している時の方がつらいなんて。
つくづく自分は現実から逃げたいんだな、と再認識した。


彼がいなくなった時刻に目覚めたこと。
目覚めてすぐに彼を落ち着いて思い返せたこと。
何か彼からのメッセージかと思ったが、その後は特に何もない。
強いて言えば今日の仕事はわりと上手くいったことくらいか。
今日は別に特別な記念日とかでもない。


それとも・・お盆は終わったから帰るよ、という合図だったんだろうか。
仕事がうまくいったのも、いつも見守っているよというメッセージだったんだろうか。
私が覚えていないだけで、夢の中でも何か話したんだろうか。
彼から合図とかメッセージとかを発信しているのだとしたら、それを上手く汲み取れるようになれたらいいのに。

知り合いのお父様の葬儀

知り合いのお父様が亡くなられたとのことで、今日はお通夜に行った。
仕事から帰ってバタバタと喪服に着替え、準備をする。
彼の葬儀以来の喪服・・・。
いろいろな記憶が呼び起こされそうになる。
慌てて何も考えないようにした。


会場に着き、しばらくするとお通夜が始まりお経が読まれる。
知り合いのお父様の遺影は・・・とてもいい笑顔だった。
とてもいいお人柄が、滲み出ているようだった。
そしてその遺影を見た瞬間、やっぱり彼の葬儀の光景がフラッシュバックした。
会場に入りきらないほど、彼のお通夜にも人が来ていた。
みんな、泣いていた。呆然としていた。
彼の遺影、そしてお通夜が終わった後にみた棺の中の彼の顔。
そんなものが一気に出てきた。
頭がくらくらし、泣きそうになってしまった。


お通夜が終わった後、会場の出口で知り合いを含め遺族の方がお見送りをされる。
知り合いは泣き腫らした目をされながらも気丈に振舞い笑顔を見せ、挨拶されていた。
その姿をみると、本当に悲しくなって切なくなって、なんと声をかけたらよいかわからなかった。
何を言われても、癒されないとわかっているから。
「ご愁傷様です」「無理だけはしないでください」としか言えなかった。


葬儀が終わってある程度落ち着いたら、今度は悲しみがどっと押し寄せてくるんだろう。
これからが、本当に大変だと思う。


その知り合いは数年前に伴侶を突然亡くされたばかり。
何で同じ方に立て続けに死別が起こるんだろう。
本当、神様という存在がいるなら訊いてみたい。