いつかあなたに逢いたい

2015年12月に6年付き合っていた最愛の彼を喪いました。
正直どう生きていったら良いのかわからないまま・・・今を過ごしています。

辛さの混同と虚無感

相変わらず仕事が終わるのは20時とか21時とか。
今日も病院を出たのは21時過ぎだった。
このままではマズイと自分でも思う。
体力的には問題ないのだが、余裕がなく自分の心ががりがり削られているのがわかる。


しんどい。
今日も口に出してそう言ってしまった。
少し涙を流して弱音を吐いた。
仕事が上手くこなせない情けなさ、悔しさ。
いろんなことから逃げたいという気持ち。
そして彼がいないのにここまで自分を削る意味がわからなくて泣いた。
仕事の「辛さ」と彼がいない死別の「辛さ」は混同しちゃいけないと思うけど。
今日は何か気持ちがぐちゃぐちゃだった。


何のために自分は頑張っているのか。
それを考えても答えなんて出ないし、どんな答えを提示されても納得はできないと思う。
だったらやるしかない。
理由なんて考えない方がいい。
でも時々無性に虚しくなる。
今日がまさにそれ。
この虚無感を彼がいてくれたら埋められるのかもしれないけれど、それは無理だから自分で何とかしなくちゃいけない。


生まれてくる虚無感とうまく付き合える方法、何かないかな。

三番目の希望

祥月命日前後のせいか、彼との6年分の想い出が次々フラッシュバックした。
その結果、会いたくて会いたくてたまらなくなってしまい、泣いた。
今生ではもう会えないと理性ではわかっている自分と、それを受け入れられない自分。
2人の自分が出てきて、今も鬩ぎ合っている。


今生で会えない・・残酷な話だ。
魂とかあの世とか来世とか、あるかどうかはわからないけど、再会できたとしても今とは違った形になってしまうんだろうな、と漠然と思う。
6年間一緒に過ごしてきた彼。
あの柔らかい笑顔とか、指の長い綺麗な手とか、筋肉質な腕とか、ふよふよした(失礼)お腹とか、彼の全てが好きだった。
もし再び会えたとしても、それを実感できるのだろうか。
もう一度、抱きしめてもらえるんだろうか。


あとあの世へ行った人は菩薩のように穏やかになる、なんて話も聞いたことがあって。
正直私はそんなの嫌だ。
この世にいた頃の、人間味のある彼に会いたい。
確かに彼は心が大きくて、とても優しい人だった。
ただそれだけじゃなくて、短所ももちろんあった。
喧嘩だってもちろんした。
子どもじみた所だってあった。
それを全部ひっくるめての彼。
その彼がいいんだ。その彼が大好きなんだ、私は。
いきなり菩薩のようになっているなんて、言い方は悪いが少し気持ち悪い。


わがままだけれど、この世にいた頃の関係を求めてしまう。
でもそれはどう足掻いても無理なことはわかっていて。
現状を理解すればするほど絶望に堕ちていく。
彼との楽しかった時間を過去に置いて、自分だけ新しい時間を紡いでいくのが嫌で嫌で仕方がない。
新しく紡いだ時間の影に、彼との時間が埋もれてしまうのが嫌で。
どうしたらいいのかわからない。


一番いいのは彼が帰ってきてくれること。
でもそれは無理。
二番目にいいのは私が彼に会いにいくこと。
多分それも当分無理。
三番目は無理をしながらでも生きて、彼の記憶を私の中に留めておくこと。
これは今もやっている。
これしかないんだと思う。現実的にできることは。
三番目の希望しか叶わない人生。
これまた微妙な数字。
人によっては三番目の希望なんだからいいじゃないか、と思われるかもしれない。
でも二番目の希望と三番目の希望には絶対的な壁がある。
少なくとも、私はいい数字だとは思わない。

2年前のこと、そして彼へのメッセージ




2015年12月4日。彼があちらへ旅立ってしまった日。
あの日はただただ呆然とするしかできなかった。
自分の思考は完全に停止してしまっており、これからのことなんてもちろん、現実を受け入れること脳が拒否していた。
夜の病室で彼と過ごした最後の時間。
私はもうただただ「〇〇、愛してる」と言うことしかできなかった。
壊れた機械みたいに同じ台詞を言うことしか。
他にも感謝の言葉とか、言うことはいくらでもあったはずなのに。
もうその時はそれしか思い浮かばなかった。
それに・・こんなことが起こるはずない、これは違う、なんてわけのわからないことも思っていた。
何というか、自分の身体を通して映画のワンシーンでもみているような・・フィルターがかかっているような、ガラスを通して違う世界をみているような、そんな感覚があった。
少し伝わりにくいかもしれない。
現実だと認めたくない思いが、自分の身体にそんな感覚をを生み出していたんだと思う。


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〇〇、あなたがいなくなってからもう2年が経つんだね。
振り返ってみると、よくここまで生きてこれたな、と思います。
そちらの世界があるとすれば、痛みや苦しみなく過ごせていますか?
何か楽しいことはありますか?
そして今、幸せですか?
あなたに会いたい思いは今も変わりません。
できることなら、今すぐ飛んでいきたいくらいです。
でもそれはきっと無理なことだから。
せめて〇〇が穏やかに過ごせているよう、願っています。
心から愛しているよ。


ナナドゴブ