ご無沙汰しています。
久しぶりの更新です。ちょっと吐き出したくなったので。
ブログの更新を辞めた後も、私はそれなりに生きていた。
仕事に遊びに・・それなりに充実していた。
そして定期的にお墓参りに行っては彼を偲ぶ。
1日たりとも彼を忘れた日はなかったけれど、彼だけを想う時間は以前よりぐっと減ったように思う。
このままゆっくり静かな日々を送れたら・・なんて考えていた。
そして先日。
彼のお姉さんからお茶に誘われた。
私は彼のご両親とはもうほぼ交流はない。私を見ていると彼を思い出して辛くなる、と言われたからだ。
でも彼のお姉さんとは細々交流はしていた。
時々お会いし、彼のことを含めた近況を話していた。
お義姉さんとお会いした時は、彼と久々に繋がれている感じがして嬉しかったな。
だからこの時も二つ返事でOKした。
お会いした時。
いつものように近況や彼のことを話すのかな、なんて思っていた。
でも実は違った。
マルチ商法のようなものに勧誘されたのだ。
お義姉さんはそれをいいものと思っており「ナナドゴブちゃんにも勧めたくて」と言ってこられた。
一応商品を見たのだが高すぎる。
とても続けられるものではない。
丁重にお断りさせていただいた。疲れた。
お断りするのってとても力が要る。
しかも相手は善意で進めているのだから余計に。
これが悪意満々なのであれば、罵倒して断れるのだけれど。
でも実は別れた後も食い下がられた。
申し訳ないけどうんざりした。勘弁して欲しかった。
LINEで「○○(彼の名前)にも勧めたかった」とあった。
彼はこういうのが大嫌いだったのにな、なんて思い、悲しくなった。
そして同時に思った。
あぁ、お義姉さんとはもう純粋に彼のことを話すことはできない。
次に会っても、この商品のことを絡めてくるんだろうなって。
そう思った瞬間、自分でも不思議なくらいすっと気持ちが冷えた。
申し訳ないけれど、彼のお姉さんとも関係を切ることに決めた。
寂しかった。
彼と続いていた縁がまた一つ切れたような気がして。
こうするしかなかったのか、もっと円満にできなかったのか、今でも考えている。
でもどこかでほっとしている自分もいるから、仕方のないことだったのだと思いたい。
人の気持ちや考え方は移ろいゆくもの。
そして人間関係に絶対なんてない。
そうわかっていたのに、やっぱり虚無感が凄い。
彼はお義姉さんが大好きだったな。
なのに私は付き合い続けられなくて、彼に申し訳ない気持ちでいっぱいだ。
今度更新するときは彼との想い出を思い出したときかな、なんて考えていたのにこんな暗い記事でごめんなさい。