いつかあなたに逢いたい

2015年12月に6年付き合っていた最愛の彼を喪いました。
正直どう生きていったら良いのかわからないまま・・・今を過ごしています。

ただ、一緒に

4年前の・・今頃だったと思う。


彼が一人暮らしを始めることになったので、一緒にホームセンターへ行った。
なんやかんやと家具を一緒に選んだ。
目当ての物が買えてホクホク顔の彼。
この後どうする?どこかでお茶でもする~?なんて会話をしながら、車でホームセンターを出た。
すぐそばの交差点。信号が赤だったので停まる。
すると助手席の窓ガラスをトントンとたたく人影。
ん?何だろう?と私が思った瞬間、「ヒィッ」と言って車のロックをかける彼・・
・・・ごめん、私は彼の声の方に驚いたよ。


私が窓を開けるとその人の手にはホイールカバー。
走行中に外れてしまったらしい。
その人は、彼の車のホイールカバーが外れたのを見て持って来てくれた、優しい人だった。


「もー、ビビリすぎだよ。〇〇の声の方に私はびっくりしたよ」なんて私が言うと、
「だって、めちゃくちゃ驚いたんだよ。不審者かと思って。俺車椅子だからすぐに対応できないし。ああやって自衛するしかないんだよ・・」なんて涙目の彼。
「大丈夫!その時は私が〇〇を護るから!」なんて言うと、
「ちょ、それ男の科白だから!俺の科白だから!俺がナナドゴブを護るから!」なんて言いながら泣き笑いの彼。
その後もいや私が、俺が、なんてくだらない言い合いをしていたっけな。懐かしい。
でもあの時、私は本気で彼を護りたいと思ってたな。
そんなことを今日、思い出した。


今は・・護るとか護られたいとかそんなことはどうでも良くなった。
ただ、一緒に歩いていきたかったなとは思う。

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