いつかあなたに逢いたい

2015年12月に6年付き合っていた最愛の彼を喪いました。
正直どう生きていったら良いのかわからないまま・・・今を過ごしています。

バレンタインデーの思い出(2)

つき合って初めてのバレンタイン。

作るお菓子も相当悩んだが、そのお菓子を包む包装やカードもああでもない、こうでもないとお店で悩みながら選んだ。

でも大好きな人のために選ぶのは嬉しかったし、喜ぶ顔を想像してわくわくした。


当時、彼に渡したメッセージカードには「これからも一緒にいてください」みたいな事を書いた。流石にその場で読まれるのは恥ずかしかったので、「これは家に帰ってから読んでください」と言って渡した。彼も「はーい」と言っていたのに・・・

その後なんと車の中で、「何が書いてあるのかな~」と読もうとしたのだ。

それはもう楽しそうに、私の目の前で。

私は青ざめ「辞めてくださいー!」なんて言いながら、彼と揉み合い(?)になった。

メッセージカードを読もうとする彼とそれを阻止しようとする私。


そしてなんと私は腕力で彼に勝ってしまった。

もともと背が高くて体格も良く、腕力も多分並の女性以上はある私。

彼の腕を押さえ込んでしまったのだ。(オイオイ・・)

彼はそれにひどくショックを受けており、「俺、車椅子だから一応腕で歩いているようなものなのに・・ナナドゴブさんに負けるなんて。」と。

そして「絶対ナナドゴブさんより強くなりますから!!」と言った。

その言葉通り、途中から私は腕力では敵わなくなった。


ちなみにこの時、どさくさに紛れて初めて手をつないだ。

というか、彼がつないできた。

彼曰く「計画通り!」だそうだ。

傍からみたら車の中でいちゃつく、鬱陶しいカップルだったに違いない。

どうか誰にも見られていませんように・・・


ちなみにメッセージカードはその後、隙をつかれ読まれましたorz

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