6回目の月命日
今日で彼がいなくなってから半年。
本当によくここまでこれたものだと思う。
土曜日で仕事も休みだったので、1日彼のことに向き合っていられた。
お洒落して彼のお墓に行く。
彼はよく「スカートはいて!!」とリクエストしていたからロングスカートで。
たまにスカートはいて行った時はすごく喜んでいたっけ。
恥ずかしくて(脚が太いので)、あんまりはいたことなかったけれどもっとデートではいておけば良かったな。ちょっと後悔。
お昼は彼とよく行っていたファーストフード店で食べる。
彼がよく注文していたものも食べた。
道中もいろいろあり、昼過ぎに彼のお墓に着く。
もうご両親が来られたのか、綺麗な花がすでに供えてあった。
彼の気配とか感じることができないかな~と思うがそれはやっぱりない。
代わりに虫がぶんぶん飛んでいてちょっとうるさかった。
お墓を掃除して語り合って、なんだかんだで結構時間が過ぎる。
晴れてて過ごしやすい陽気だったので、ついついぼーっともしてしまった。
彼のお墓の前でいろいろなことを報告した。それから少し文句を言ったり笑ったり・・・。
最後はやっぱり少し泣いてしまった。彼も困っただろう。
うーん。どうにかならないものか。
お墓から帰る道中も、彼とよく一緒に行った店や通った道を通る。
その時の想い出が次々に甦ってくる。怖ろしいほどリアルに。
車の中でも泣いたり笑ったりいろいろ忙しかった。
対向車の運転手は怖かっただろう。
運転しながら表情がくるくる変わっているんだから。
アパートに帰ってからは花を供えていつものように食事を作る。
結局メニューは最後までピンと来ず、鰤の照り焼きとホウレン草の胡麻和え、というメニューになった。
彼は和食も好きだったので喜んでいてくれたら嬉しい。
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ねぇ、○○。ついに半年が過ぎてしまったね。
ここまでものすごく長い時間だったような、逆にあっという間だったような変な感じがするよ。
これから私はどう生きていくんだろう。自分でもわからない。本当に怖い。
会いたい気持ちは変わらないし、多分これからも泣き叫ぶと思う。本当にごめんね。
自分の人生の意味なんてまだわからないし、一生答えなんて見つからないかもしれない。
でも何とか生きようと今は思う。
どうか見守っていてほしい。そしてサインを出せたら出して欲しい。
もっと夢にも出てきて欲しい。
そして・・・いつか再会したいな。○○。