いつかあなたに逢いたい

2015年12月に6年付き合っていた最愛の彼を喪いました。
正直どう生きていったら良いのかわからないまま・・・今を過ごしています。

この3日間

一昨日の夜から今日まで堕ちるところまで堕ちていた。

ブログも更新できなかった。


彼を想い、会えないことに絶望し、ぐずぐずと泣いて眠りの世界へ逃げる。

朝になって目が覚めても、胸の中のチクチクした痛みは取れることがない。

それを引きずったまま仕事に行く。

仕事をしている間は忘れていることができるが、終わればまた絶望の時間が待っている。


こんな毎日が下手すればあと何十年も続くのかと思うと、目の前が真っ暗になり、吐き気がする。

だから普段はあんまり直視しないようにしているし、考えないようにもしている。

ただこの3日間はそれと向き合ってしまった。そして結果的に何の答えも出せずに自分をズタズタに傷つけてしまった。

やっぱり少し早すぎた。もうちょっと時間を置くことにしよう。


ジョギングは続けているけれど、この3日間、現実と向き合いすぎたせいか過食してしまった。特に甘い物。

彼がいなくなる前から、私はストレスを溜めすぎると食べることで発散してしまう傾向があった。

これは良くない。というかジョギングの意味がない。

ふぅ、ほどほどにしなくては。


・・・・・・・・・・・・・・・・・。

何を書いているか自分でもよくわからなくなってきた。

でもこれが私の今の状況。心境。

彼のいない世界なんて正直クソくらえと思うし(汚い言葉ですみません)、無意識に自分も逝くことを願っている。


心配をかけるので、家族、友人にこんなこと言えるわけがない。

ただどこかで吐き出さないとやっていけないので、ここに吐かせてもらっています。

もう少し、暗めの記事が続くと思います。

本当にすみません。

全部大好きだから

昨晩ずっとネガティブな事を考えていたせいなのか。

今日一日、彼が最期を迎える直前の姿がずっと脳裏に浮かんでは消えて・・浮かんでは消えて・・の繰り返しだった。

夜の暗い病室。彼と私の2人で過ごした最期の時間。挿管されて眼を閉じている彼の顔。激しく動いている彼の心臓。握ってもさすっても撫でても何の反応もしない彼の手足。

そんなものが断片的に甦ってくる。


やっぱり、キツいね。


彼がいなくなった直後みたいに取り乱したり、すぐ涙が出てくることはなかったけれど、胸の中に押さえ込むのは一仕事。

油断するとすぐまた負の方向に引きずり込まれそうになる。

でも作り笑顔の仮面を被るのは、大分上手くなったと思う。


覚えていると生き辛いのかもしれない。

でもやっぱり忘れたくなくて。

無理なのかもしれないけれど、痛みを伴うかもしれないけれど、彼に関する記憶は全て私の中に留めておきたい。

思い出す場所をコントロールできるようにならねば。


傲慢なのかもしれない。思い上がりなのかもしれない。

でもやっぱり彼が大好きだから、全部受けとめたいんだ。

どうして・・なんだろう

この時間帯は、答えが出てこないことをぐるぐる考えてしまう。

そして負の方向へ引きずりこまれてしまう。

どろどろした感情を抑えきれなくなる。

悪い癖だ。


「これからも一緒にいることが叶わなかったのは何故か」

夜、帰ってきてからずっと考えていた。

答えなんてみつかるわけないのに。みつかったとしても納得できるわけがないのに。

それでも悶々と考え込んでしまう。


最愛の人と結婚してずっと一緒に暮らすこと。

私の周りの人は当たり前のように叶えている願いで。

少し前までは、私も当たり前に叶うと思っていた。

周りの人と、私達の違いは何?


彼も私も結婚するためにそれなりに努力はしてきたと思う。

特に彼は。

「俺は車椅子だから、ナナドゴブのご両親を不安にさせてしまうと思う。だからこそ人一倍がんばらなきゃ。」そう彼は言っていた。

だから自分のことも自分でできるようにリハビリをして、家事も頑張ってできるようになって一人暮らしして自活して・・血の滲む様な努力だったと思う。

今思うと・・・それが祟ってしまったのかもしれないけれど。

私も大学を出て資格を取って自分の夢だった仕事に就いて・・

彼ほど努力はしていなかったかもしれないが、怠けてはいなかったと思う。


なのにこんな結末で。


別に特別な事を願ったわけじゃない。

「結婚して幸せな家庭を築きたい」

ただ、それだけだったのに。

私たちにとってこの願いはそんなに不相応なものなのか。

だから引き離されたのか。

でもだったら何で「彼がこの世からいなくなる」という形なのか。

この願いが不相応なものであるならば、もっと他にやり方があるんじゃないのか。

彼が私を嫌いになってもいい。忘れてもいい。

彼には生きていてほしかった。

彼はこんなに早くいなくなっていい人じゃない。


本当、どうしてなんだ。