いつかあなたに逢いたい

2015年12月に6年付き合っていた最愛の彼を喪いました。
正直どう生きていったら良いのかわからないまま・・・今を過ごしています。

10年前、彼はここに

今日、午後から他の病院で研修があった。
本当は行きたくなかった。
彼が入院していた病院だから。
私と出会う前。車椅子になるきっかけの事故の後、入院していた病院。
今から約10年前のこと。


病院に到着すると車椅子の方や脚に装具をつけた方が、一生懸命リハビリをしているのが見えた。
どうしてもその姿に彼を重ねてしまう。
彼も頑張ってたんだ、ここで。
自立した生活を取り戻すために、必死にやっていたんだ。
何で努力家の彼がこんなに早くいなくならなくてはいけなかったんだろう。
そんな風に考えて胸が締め付けられた。


彼がいなくなった後ご実家にお邪魔させていただいた時、一枚の写真を見せていただいたことがある。
その病院を彼が退院した直後に撮ったもの。
私と出会った頃より痩せてて(失礼)、眼がとても鋭かった記憶がある。
その頃の彼を私は知らない。
本当は知りたかったけれど、彼が積極的に喋ろうとはしなかったから、私も詳しくは聞けなかった。
もっと長い時間が経てば、少しずつ彼が話してくれるんじゃないか、ずっと待とうとも思っていた。
そんな時間は私達にはなかったのだけれど。
そういえば彼は”自暴自棄になっていた時期”とは言っていたな。


彼がこの病院で何を思ってどんな風にこの景色をみていたのか。
それを知ることは多分、二度とない。
今、自分を除いて周りの景色が10年前に戻ればいいのに、なんてことを考えていた。
そうすれば彼の姿をみることができるかもしれないのに、と。
本当、自分は馬鹿だ。

×

非ログインユーザーとして返信する

あと 2000文字

※は必須項目です。