いつかあなたに逢いたい

2015年12月に6年付き合っていた最愛の彼を喪いました。
正直どう生きていったら良いのかわからないまま・・・今を過ごしています。

手を握って

少し、前のニュースだけれど。
野村沙知代さんが虚血性心不全で急逝された。
記事を読んでいる中、沙知代さんの最期の言葉に目を奪われた。
「手を握って」
彼と同じだ。
彼が私に対して言った最期の言葉も「手を握ってほしい」だった。
ただ彼の場合、その後病棟の看護師さんに対しても何か言っていたらしいから、正確には最期の言葉じゃないが。


「手を握って」
夫である克也さんにそう伝えた時、沙知代さんはどんな思いだったのだろう。
もしかしたら、自分でも意識していない身体の奥底で、これから起こることを感じておられたのかもしれない。
わからないけど。
そう考えた時、彼はどうだったんだろうってふと思った。


私は今まで、彼はあの時、自分は生きると考えていたと思っていた。
意識が遠のくその瞬間まで、自分の”生”や”未来”を信じていたと。
でももしかしたら・・そうではなかった部分もあったかもしれない。
自分の身に何が起こるか、薄々感づいていたかもしれない。
だからこそ、自分の身体に・・記憶に刻み付けるために、私に「手を握って」と言ったのかもしれない。
これはただの憶測だけど、本当にそうだったとしたら。
切なすぎる。
本当のところは、本人にしかわからないけれど。


いつか、もし彼と再会できたら訊いてみたい。
・・また、彼と話したいことが一つ増えた。

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