いつかあなたに逢いたい

2015年12月に6年付き合っていた最愛の彼を喪いました。
正直どう生きていったら良いのかわからないまま・・・今を過ごしています。

ぶちまけている

このブログで散々「さっさと逝きたい」とか「迎えにきてくれないかな」とか書いているけれど、リアルな人間関係の中でそんなことはもう口にしていない。
これはブログだからこそ、言えること。
実際はもう、何事もなかったかのように振る舞っている。
笑うし雑談もするし、彼のことはもう一切話題に出さない。
自分と周り。
上手くいくためにはそれが一番無難だと学んだ。


彼を喪ったばかりの頃、一度希死念慮を口に出したことがあった。
失敗だった。
『そんなことをしても彼は喜ばないよ』
『ナナドゴブが死んだらまた悲しむ人が増えるよ』
どこかで聞いたことのあるような言葉。
”死んだら悲しむ人が増えるよ”
”彼はそんなことを望む人じゃないでしょ”
・・・・・・。
知ってるよ、知ってる。わかってる。
頭では理解しているよ。
でも、それでもそういう言葉が出てくるくらい、つらかった。
理性と感情がリンクしていなかった。あの頃は。


でもこれは私が悪い。
確かに私も目の前に『死にたい』という人がいたら止めるし、それが身内だったら尚更だろう。
まさか肯定するわけにもいかないし。
この立場を経験していなかったら、同じような言葉をかけていたと思う。
今だったら・・・どうかな。ただひたすら話を聴くことしかできないかも。
どんな言葉も届かない時ってあると思うから。


自分の中での「希死念慮」
2年近く経った今でも、打ち消せてはいない。
彼がいなくなった直後よりも小さくなっているのかもしれないが。
それでもふとした時に自分の中で暴れ出すので、抑え込んでいるだけかもしれない。
それに周りの人に話さなくなったとはいえ、希死念慮を始めとした負の感情を、自分の中だけに留めておくこともできていない。
だからブログで本音をぶちまけている。
そうすることで、現実では折り合いをつけて何とか均衡を保っている。
しばらくは、それでもいいのかな。

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