いつかあなたに逢いたい

2015年12月に6年付き合っていた最愛の彼を喪いました。
正直どう生きていったら良いのかわからないまま・・・今を過ごしています。

週末のフラッシュバック

お彼岸。
明日は彼の実家にお邪魔させてもらう予定だった。
でもまだ風邪が完全に治りきっていないので、注文していたお花だけ渡すことにする。
本当にしつこい風邪。
もしご両親にうつりでもしたら大変だからだ。
夕方、お義父さんには電話でそのことをお伝えした。


悔しい。こんな大事な時に風邪をひく自分にもイラッとする。
ただ、その後お墓には行ってこようと思う。
お彼岸だし、人はいっぱいいるだろうな。ゆっくり話せるかな。


夜。
ベッドでごろごろしながらスマホで動画をみていた。
死別とかスピリチュアル関係の。
関連動画を辿っていくうちに、火葬場の仕事についての動画にたどり着く。
そこでやめておけば良かったのに。
観てしまったのだ。それを。
そして見事にフラッシュバック。
本当に自分でも馬鹿だとつくづく思う。



あの日。2015年12月6日。
彼の肉体との別れの日。
火葬場。すこし肌寒かった。空は雲がたくさん出てたけど晴れていた。綺麗な水色。
火葬する前の読経。最後に見た顔。花に囲まれた彼。死に化粧された顔。
最後にキスしたかった。でもできなかった。何で。
何であの時キスしなかったんだろう。何で、何で何で何で!!
『お別れでございます』と聞こえた声。それを合図に閉まる扉。押されるスイッチ。
いかないで!!・・そう叫びたかった。
私も一緒に飛び込めば良かった。
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一気に記憶が甦る。
気持ちが抑えきれなくなった。
久しぶりに涙を流し、嗚咽した。布団にもぐって彼の名前を呼んだ。
このまま記憶を開放しているとどうにかなると思った。
だからまた心の奥底にしまいこんで鍵をかけた。注意をそらした。
だから数分後には涙が止まっていた。
これでいいんだと思う。
一旦泣き始めると号泣、咆哮レベルまでいってしまうから。
最近、うまく静かに泣けない。
だから泣かなくなった。


いつかの記事で、彼の葬儀のこともブログに残したいと書いた。
しかも三回忌までに。
もうあと3ヶ月もない。
今、こんな状態なのに本当にできるのだろうか。

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