いつかあなたに逢いたい

2015年12月に6年付き合っていた最愛の彼を喪いました。
正直どう生きていったら良いのかわからないまま・・・今を過ごしています。

幻想と現実

ダメだ。完全におかしくなってしまっている。
現実があまりにつらすぎて、とうとう狂ってしまったんだろうか。
もう私の意識が逃避をしているんだろうか。
いや多分そうに違いない。


どうしてか最近「もうすぐ会える」という気がしている。
あの世とか生まれ変わりとかではなく、この世界で。
○○(彼の本名)とナナドゴブとして。
彼がいなくなった直後もそうだった。
すぐに会える気がしていた。
今はあの頃よりも確信めいた気持ちもある。
冷静に考えたらそんなことは絶対にありえない。
でも何故かそういう感情を止められない。
「会いたい」ではなく「会える」という気持ち。


彼から電話がかかってくるんじゃないかとか、メールが普通にくるんじゃないかとか、アパートに帰ったら、彼の車がそこに停まっていて「ナナドゴブー、どっか行こうよ~」なんて言ってくるんじゃないかとか。
ちょっとした拍子にきょろきょろと彼を探したり、彼の声を聴こうとする自分がいる。
・・・うわぁ、自分でも書いていて気持ち悪い。
以前、自分は悲嘆のプロセスの中の抑うつとかの取引の段階かもしれないと書いたけれど、今もまだ最初の段階の「否認」で止まっているのかもしれない。
本当の意味で受容できる日は来そうにないけれど。


最近、彼のお墓に行けていないからなのか。
お墓参りをして彼の法名が彫られた墓石をみたら、少しは実感できるんだろうか。
実感するのは怖いけれど。またどん底に突き落とされると思うけれど。
でもこんなふわふわした感覚じゃ、日常生活にも支障が出てくる。


今度の月命日は休みを取ってある。
ゆっくり彼を偲びつつ、お墓参りにも行って来ようと思う。
一旦気持ちをリセットして、また最低限の日常生活をおくれるようにしたいと考えている。
でも、でも、会えないかな?という気持ちもほんの少しだけある。

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