4回目の月命日(1)
今朝方、彼が本当に久しぶりに夢に出てきてくれた。
月命日だからなのか、昨日泣いてばかりいたからなのか・・・
場所は私の実家の部屋。一度も彼は入ったことがないのに不思議だ。
そこに寝転んで、手をつないでただただぼーっとしていた。
そして時々ぎゅーと抱きしめてくれる。
彼が何か言っていたような気がするが、はっきりした言葉まで覚えていない。
何で覚えてないんだよ!馬鹿なのか、自分!!
でもすごく優しい雰囲気だったことは覚えているから、何か私にとって良い事を言ってくれたんだと信じよう。
目が醒めた時、やっぱり少し寂しかったけど嬉しい気持ちの方が大きかった。
手の感触とかけっこうリアルに覚えていたこと、目が覚める間際に彼が少し寂しそうな顔をしていたことから、実際にこの世ではないどこかで会ってたんじゃないか、なんて思ってしまった。
彼が夢に出てきてくれたおかげで、今日一日、仕事も頑張れた。笑顔でいられた。バカ単純だね、自分。
もう現実では絶対に会えないのだから、せめて夢の中だけでも会いたい。
わがままかもしれないけれど。
一説では、夢の中に出てくるのも故人にとってはすごくパワーを使うんだとか。
出てきてくれてありがとう。