いつかあなたに逢いたい

2015年12月に6年付き合っていた最愛の彼を喪いました。
正直どう生きていったら良いのかわからないまま・・・今を過ごしています。

葛藤

中途半端な時間に目が覚めて、何となく眠れなくてこの記事を書いている。


お彼岸に彼の実家へ行く。

3回忌までは、お彼岸の時期は実家にお邪魔させてもらおうと勝手に決めていた。

でも実は今回、彼のお父さんに連絡する時かなり葛藤した。

本当に行っていいのか?と。

私が行くことで、余計にご両親を苦しませるんじゃないか?と。


昨年は何回か実家にお邪魔させてもらった。

彼が納骨されるまでの1月、2月、3月。秋のお彼岸の時。そして祥月命日。

午後から行ってお線香をあげさせてもらって、その後少しお話をして帰る。

でも秋のお彼岸、祥月命日に行った時に彼のお父さんは最初自宅におられなかった。

彼のお父さんとはここ数回、帰る間際にお話ししただけだ。

急な仕事が入った、と彼のお母さんはおっしゃっていたが、私とあまり顔を合わせたくないんじゃないだろうかと思った。

悪い意味ではなく。

私の顔を見るのが辛いのではないか、と思う。


彼が納棺された時、彼の名前をお父さんが呼んだ。

「◯◯っ......!」

あの時の悲痛な声のトーンと表情は、今でも鮮明に耳に残っている。

思い出す度、胸が苦しくなる。

どれだけ彼のことを想っているか伝わってくるから。


彼の誕生から今までをずっと知っておられる。私なんかよりずっとずっと長い時間を一緒に過ごし、支えてこられた。

だからこそ多分、お父さんは私以上に彼の死を受けとめきれていないし、苦しんでおられるんじゃないかと思う。

私が納骨の時に送った手紙や、彼の同僚の方からの手紙も最初は直視できなかったとおっしゃっていたから。

彼がいないことを思いしらされることになるから、と。


だからこそ、やっぱり思う。

自分がノコノコ行っていいのかと。

結婚、ましてや婚約すらしていなかった彼女という立場だから余計に。

彼を幸せにできなかった、という罪悪感がある。


実際のところ、どう思っておられるのだろう。私が度々お邪魔していること。

上に書いたこともあくまで推測だ。

今回も「あの、お彼岸の時なんですけど...」と言いかけると、「いいですよ。いつにします?」と言ってくださった。

3回忌までは甘えていいものだろうか。


これからはご実家との付き合いもどうするか、考えていかないといけないな。

本当は繋がっていたいけれど、私の存在が苦しみになるのであれば、やめるべきだと思うし。

どうしようか。

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