いつかあなたに逢いたい

2015年12月に6年付き合っていた最愛の彼を喪いました。
正直どう生きていったら良いのかわからないまま・・・今を過ごしています。

窓に映る自分

夜なので新幹線の窓に自分の顔が映る。

ひどい顔だ。


1年前と顔の造りは同じはずなのに、ひどく老けこんだような気がする。

目の下の隈もひどい。

私はもともと目の下に隈ができやすい。

彼もそんな私をみて心配してくれた。

「ナナドゴブ~顔が疲れてるよ。ちゃんと寝なよ。」って。

今も心配してくれていないかな。


あと目付きがかなり鋭くなった気がする。

余裕がないから、当たり前か。

顔が丸くなったのに目付きが鋭いなんて、滑稽にもほどかある。


彼がいた頃の私は、かなり柔らかく笑えていた気がする。人当たりも良かったと思う。

今は・・見る影もなくなっている。


彼がいなくなった時、彼が好きになってくれた自分を保とうと誓ったはずだった。

でもできていない。

機械的に仕事をし、毎日をルーチンワークのように過ごしている。

彼は幻滅しているかな。


でもよくよく考えると『人当たりの良い朗らかな自分』を彼が好きになってくれたのではなく、彼が私を好きになってくれたから『人当たりの良い朗らかな自分』になれただけだ。

その存在を喪ってしまった今、逆戻りするのも仕方がない。

・・・・と言い訳してみる。


彼と再会したら、私はまた自然に笑えることができるのにな。

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