いつかあなたに逢いたい

2015年12月に6年付き合っていた最愛の彼を喪いました。
正直どう生きていったら良いのかわからないまま・・・今を過ごしています。

所詮は夢だった

※今回の記事は読む方によっては、かなり不快に感じられるかもしれません。
申し訳ありません。













正直・・・私は今この時、もうこの世にいないと思っていた。
いや、信じていた。


夏ごろだったと思う。
夢を見た。
自分がこの世からいなくなる夢を。
自分が倒れて運ばれて、救命処置をされていた。
挿管もされていた。
でもダメだった。
私の病院のDrが私の死の三兆候を確認し、私のカルテに「死亡」と書いているところを私は後ろから見ていた。
そしてそのカルテの日付は「11月7日」だった。運ばれた時刻はだいたい20時前後。


リアリティな夢だった。
対光反射を確認するところとか、妙に鮮明に覚えていたし。
「死」とはこういう感覚なのかな、とか妙に夢の中でも冷静に考えていた。


目が覚めた時も不思議な感覚だった。
もしかしたらこれが現実に起こるんじゃないか。
私の命は11月7日までなんじゃないか。
そう思った。
それでもいい、と思った。むしろ期待していた。


だからエンディングノートも書いたし、ある程度荷物の整理もしたし、遺品をどうしてほしいかも書いた。
書類や通帳の整理もした。
仕事も出来る限りのことはして、どこまで進んでいるかわかるように経過報告書のような物も準備した。
もし本当にいなくなったとしても、家族や職場の人が困らないように。
完璧・・とは言えないが、最低限の準備はしたつもりだ。
馬鹿馬鹿しいと思いつつも。


そして迎えた11月7日。
朝からかなり体調が悪く、動悸もした。
やっぱり今日なんじゃないか、と思い普段どおりに仕事をこなす。
そして普通に帰って普通に家事をこなして普通に寝た。
体調はいつの間にか、元通りになっていた。


結局、私はまだこの世にいる。残念だけれど。


正直、この日を目標にしてきた部分があった。
この日が来れば何もかも終わらすことができるんじゃないかと。
つらいことや苦しいことがあっても、それを支えに何とかやってきた。
だからそれが叶わなかった今、とても脱力している。
独りで生きていかなくてはいけない、という現実を改めて突きつけられたような気がして。


やっぱり夢はただの夢だった。少しでも期待した私が馬鹿だった。


うーん・・今回は浮上してくるのにだいぶ時間がかかりそうだな。浮上しようという気すら起こらないのが現実。


とりあえず、休もう。いろいろと。

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