いつかあなたに逢いたい

2015年12月に6年付き合っていた最愛の彼を喪いました。
正直どう生きていったら良いのかわからないまま・・・今を過ごしています。

もうすぐ・・・

2,3日前に「彼ともうすぐ会える!」という確信があるとブログで書いた。
それはやっぱり49日が近づいていたからだ。
人はこの世を去って49日の間は、この世界に留まっているとよく聞く。
49日が過ぎれば、何かが変わるんじゃないかって勝手に思っている。
いや、何かが終わってしまうというべきか・・・


「彼はきっとそばで見守っているよ」とよく言われるが、私は彼がいることを感じ取れない。
もしかしているのかな?と思ったことは何度かあったが、本当に彼なのかはわからない。
私が鈍感すぎるのか、悲しんで泣き叫んでいるから感じ取れないのか・・・


私はありえないことを考えている。
仕事から帰ってアパートのドアを開けたら、彼の幽霊がいて「おかえり、ナナドゴブ」って言ってくれないかって。そんなことを期待しながらいつもドアを開けている。
馬鹿だ。馬鹿すぎる。そんなことあるわけない。でも願ってしまう。


49日まであと4日。
彼は最後に来てくれないだろうか。
「ナナドゴブ」ってあの優しい声で呼んで、微笑んでくれないだろうか。
そこまでいかなくても、何か変わってくれないだろうか。
何が変わったらいいか・・・と訊かれても私も漠然としてしまって答えられないけど。


でも何も変わらない気もする。
ただ、いつもと同じように時間が流れていく気もする。
怖い。私はその日が過ぎたらどんな精神状態になっているんだろう。

リアルでは言えないこと

明日(日付的には今日か?)からまた1週間が始まる。
職場で人と向き合わなくてはならない。
はっきり言って面倒くさい。


なんかもうどうでもいい。
何にも考えたくない。
彼がいなくなってしまって1ヶ月半。
あっという間だった気もするし、ものすごく長かった気もする。


いつでもどこでも、彼の事を想ってしまう。
「会いたい、話したい、抱きしめたい」と願ってしまう。
その願いは日に日に強くなる。
叶うことなんてないのに。


あの日で彼の時間は止まったままなのに、私の時間は進んでいく。
それが耐えられない。
彼からどんどん離れていってしまう気がする。
つらい。苦しい。嫌だ。
本当はずっと彼との想い出に浸っていたい。
今は過去にしか目を向けることができない。


私は彼のいない世界で、何で生きていかなきゃいけないんだろう。
生き抜いた先に一体何があるというんだろう。
こんな答えがみつからないことがいつも頭に浮かんでくる。
頭が痛い。重い。
何にも考えずにずーっと寝ていたい。未来のことなんて考えたくもない。


ダメだ。支離滅裂だ。とりあえず寝よう。

何が正解?

「彼氏いるの?」
今こう訊かれた時、なんて答えるのが正解なんだろう。


「この世にはいません」
これが今の状況を的確に表した答え。
ただ相手は間違いなく気まずい思いをするだろうし、周りの空気も凍るだろう。
相手はただの世間話として訊いた場合が多いだろうから。


でも「います」「いません」どちらも違う気がする。
彼は今私の隣にはいない。会う事も話す事もできない。
その状態で「います」とは言えない。
「いません」もある意味合っているのかもしれないが、そう答えたくない。
私の気持ちの問題だ。
だってお互い嫌いになって別れたわけじゃない。ずっと一緒にいたいと思っていたのに、ある日突然手の届かない所へ引き離されてしまったから。


「興味ありません」とか「いたことはあります」とか他の返事も考えたけど、正直しっくりこない。
私はまだ彼がいなくなったことを受け入れられてないんだろうな。
彼との時間はもう終わったと思いたくないんだろうな。


幸い彼がいなくなってから、この質問はまだされたことがない。
でも将来、人付き合いの中で訊かれることがあるだろう。
その時何て答えたら良いのか、まだわからない。
今訊かれたら、きっと言葉につまってしまう。