いつかあなたに逢いたい

2015年12月に6年付き合っていた最愛の彼を喪いました。
正直どう生きていったら良いのかわからないまま・・・今を過ごしています。

この1週間を振り返ってみて

14日のバレンタインデーをきっかけに、料理をしたり掃除をしたり、少しずつ以前の生活に戻るよう努力すると以前書いた。


それが達成できたかというと・・・やっぱり完全には無理だった。

もちろん以前と変わらない生活習慣をおくることができた日もあった。

でもやっぱり気持ちが不安定で、何かあるとすぐに戻ってしまう。

事実、昨日もやっと1週間の仕事が終わったという安堵で緊張の糸が切れてしまい、わんわん泣いて過ごした後は、ずーーーっと寝ていた。そして今日も。

休みなのに何にもしていない。


少しずつでもいい、何とか以前のようになりたいと思う。

でも彼がいないという事実が容赦なく私に襲い掛かってくる。

本当にこの事実と向き合い、受け容れられる日が来るのかな。

今は絶対に無理だけど、焦らずゆっくりいこうと思います。

人より何倍も時間がかかるとは思うけれど。

ふらふらと

いなくなった時に比べて頻度はかなり減ったけれど、今でもたまにふらっと彼のアパートへ行ってしまう。

彼を探して・・・というよりも「もう彼はいない」と自分へ言い聞かせるための確認作業のような感じ。

でも彼がもしかしたらいるんじゃないか、彼の車がそこに停まっているんじゃないか、と淡い期待を抱いているのも確かだ。

そんな期待はいつも粉々に打ち砕かれるのだけれど。


今日もまた、行ってしまった。

彼の部屋だった所は真っ暗。まだ新しい入居者は入っていないんだろう。

最後にこの部屋を借りたのは彼だということに何故だか安堵する。

「○○・・どうしたら逢える?」なんてぶつぶつ言いながら彼のアパートをあとにする。

完全に不審者だ。危なすぎる。

周りに人がいなかったから見られてはいないはずだ、多分。

新しい人が入ったら、流石に怪しすぎるので辞めるとは思う。


そして帰りは彼も私も好きだったうどん屋で、一人でうどんを食べてから帰る。

よく一緒に寄っていたなぁなんて思いながら。


こんな寄り道をもう何回も繰り返している。

どこを探したって彼はいない。そんなことわかっている。

でもどうしても行ってしまう。

いつになったら、辞められるかな。

いつになったら受けいれられるのかな。

もう、疲れちゃった

作り笑顔を貼り付けて仕事をすること。

人前でヘラヘラ平気なフリをして笑うこと。

職場で自然な振る舞いをすること。

自分の未来を考えること。

日常生活をおくること。

生きること。


彼がいなくなって2ヶ月ちょっと。何とか頑張ってきたつもりだった。

立て直そうとしたつもりでもあった。

「彼がいなくなったからナナドゴブはダメになった」

そんな風には言われたくなかった。思われたくなかった。

彼のせいにだけはされたくない。

その一心でなんとかやってきた。


でも最近、それがぐらつきつつある。

私が将来叶えたかった夢は、もう永久に叶えることはできない。

なのに頑張って頑張って生き抜いて、その先に何があるの?と考えてしまう。

どんなに努力したって、私が生きてるうちは彼には2度と会えない。

声も聴けないし、触れることだってできない。一緒の時間は過ごせない。

それに私がこの世から消えたとしても、逢える保証なんてない。

未来の約束がないのに「現在」を生きるのはつらい。

じゃあ、別に今終わらせたっていいんじゃないかって時々思ってしまう。


私の生きる意味って何なんだろう。

もしかしたらそんなもの、ないかもしれない。



・・・・・・。

彼がいなくなって3ヶ月もしないうちにこんなことを考えてしまう。

本当に私は大丈夫なのかなぁ。生きられるかな。