いつかあなたに逢いたい

2015年12月に6年付き合っていた最愛の彼を喪いました。
正直どう生きていったら良いのかわからないまま・・・今を過ごしています。

最後に会った日

そういえば最後に元気な彼と会ったのはちょうど3カ月前。

2015年11月25日。

この日はもともと会う約束はしていなかった。

でも何故かどうしても会いたくなって、私が彼のアパートに押しかけたのだ。

虫の知らせというやつだろうか。


無理やり押しかけたにも関わらず、彼は驚きながらも喜んでくれた。

「今日会えるとは思わなかった」って。

テレビを見ながら夕飯を食べて、他愛もない話をした。

本当にいつもと変わらない時間。

そしてその日、私は彼のアパートに泊まった。


次の日の朝、「じゃあ、また都合のいい日を連絡するね」って彼のアパートを後にした。

彼も「うん、わかった。」って返事していたのに。

次はもっと時間に余裕をもって、美味しいものでも食べに行こうと思ったのに。


この3日後、彼は病院に運ばれることになる。

一年前・・・

2015年の2月25日。

この日は彼とデートをしていた。今でも覚えている。


ちょうど前日に前の職場を退職し、有給消化期間に入った所だった。

彼が有給を申請してくれて、久しぶりに1日デートした。

彼の車に乗ってショッピングセンターとかに行って、春からの一人暮らしに備えていろいろなものを一緒に見て回った。

特に悩んだのが部屋に置くソファー。彼といっしょにああでもない、こうでもない、と悩んだ。でもそんな時間がとても楽しかった。

これからの新生活の期待で胸がいっぱいだったし、何よりも彼との結婚に1歩近づけたと思って嬉しかった。

一年前は希望に満ち溢れていた。

この先は輝く未来が待ってるって何の根拠もなく信じていた。


まさか2016年のこの日を絶望の気持ちで迎えるとは思っていなかった。

一年前は想像もしていなかった。こんなことになるなんて。

あの頃に戻りたい。


気が早いかもしれないが、2017年のこの日はどんな気持ちで迎えているんだろう。

来年のその日まで居たくない。その前に彼が迎えに来てくれないかとまたネガティブな事を考えてしまう。

目標をたてたけれど・・・

2016年の目標の一つで「彼の供養をしっかり行う」ということは決めた。

本当は彼はいないこと、会えないことを認めたくはないけれど。


でも供養をしっかり行うには何をすれば良いか、実はいまいちわかっていない。

とりあえず月命日には花を買っている。好物も供えている。

イベント毎に手紙を書いている。

毎日写真の彼に話しかけている。

彼の遺品も使っている。

今はまだできていないが、いずれミニテーブルみたいなものを買ってきて部屋の一角に置き、そこに彼の写真や供え物のお花や食べ物、遺品をまとめて置くつもりでもある。


彼の実家にも月命日毎に花を送り、時々お邪魔させていただいている。

春のお彼岸頃に納骨もするので、そうなればお墓参りにも時間の許す限り行くだろう。


これでちゃんと供養できているのかな。

彼はあちらで安らかに過ごせているのかな。


この記事を読んでおられる皆さんの中で、私は他にこんなことをしている、というのが何かあれば教えてください!