いつかあなたに逢いたい

2015年12月に6年付き合っていた最愛の彼を喪いました。
正直どう生きていったら良いのかわからないまま・・・今を過ごしています。

あの日のこと

2015年11月28日。

今日からちょうど3ヶ月前。

私はこの日を一生忘れることができないだろう。

この日を境に私の生活は一変していくことになるのだから。


この日は土曜日で彼は仕事。私は休み。

私は夜に友人と会う約束があったので、それまで部屋でごろごろしていた。

午後3時過ぎ。知らない番号から私の携帯に着信が入った。

いつもなら知らない番号からの電話は取らないのに、その日は何故かすんなり取った。

彼のお父さんからだった。

「あ、ナナドゴブさんですか?○○の父です。実は○○が緊急入院しまして・・・」

その言葉を聞いた時、驚きはしたがそこまで深刻とは考えていなかった。

私は馬鹿だ。深刻でなければ、彼から連絡が来るはずなのに。


次の言葉を聞いた瞬間、私は凍りついた。

「くも膜下出血と脳出血で××病院のICUにいます。」

・・・はい?何で・・・そんなことに。

くも膜下出血、脳出血、ICU・・・私も病院勤めなのでそれがどれほど危険な状態なのかは嫌なほどわかった。

「大丈夫なんですか!?」思わず大声で訊いてしまった。

彼のお父さんも動揺しており、「今は何とも・・・また連絡します。」と言って電話は切られた。


それからのことは断片的にしか覚えていない。

とりあえず泣きながら両親と、今日会う予定の友人に電話をかけた。

父の「落ち着け!深呼吸して、とりあえず病院に行ってみろ」という言葉で何とか少し平静状態に戻れた。

そうだ、病院に行かなきゃ。

慌てて準備をして××病院に向かった。

私のアパートからはそんなに遠くない。

でも車を走らせている間は凄く長く感じた。

早く着け!なんて思いながら運転していた。

一緒にいたい

結局、昨日ブログで書いたとおりになってしまった。


昼間はずーーっと寝ていて、夕方起きた。

そして夜の街をあてもなくぐるぐるドライブした。

完全に意味のわからない過ごし方だ。


久しぶりにひどく強烈な悲しみが胸を突き破った。

会いたい、彼に会いたい!!

また車の中で泣き叫んでしまった。

そんなことをしても、彼が現れるわけがない。

この3ヶ月、嫌というほど同じことを繰り返してきたもの。

でも、今日はそうしなきゃいられないほどだった。


いつかあの世で会えるとか、魂はそばにいるとか、そう信じることで何とか平静を保とうとしていた。今はちょっと離れているだけだって。

でも無理だ。限界だ。

私は実体のある彼に会いたい。この世で。今すぐに。

魂とかそんなものではなく。

そしてこの世にあるものをお互いに堪能して、一緒の時間を過ごしたい。

どうしてそんなことすら叶わなくなってしまったのか。

悔しい。本当に腹が立つ。

彼を連れて行った”何か”に。


もし彼の魂があるのであれば、こんな風に考えている私をみて困っているだろう。

彼を困らせている自分にも腹が立つ。

相変わらず不安定

やっと、1週間が終わった。

忙しかった。長かった。

明日はいろいろやりたいことがあるんだけど・・・できるかな。

結局寝て終わりになってしまいそうな気がする。


最近、任される仕事の量が増えてきた。

今の仕事になってもうすぐ1年が過ぎようとしている。時間は待ってくれない。いつまでも新人気分のままではいられない。

複雑な仕事もやるようになったから、ミスも増えてきた。

自分でもてんてこ舞いになっているのがわかる。

先輩と比べても、明らかに動きが遅い。

そんな自分にも嫌気が差す。そしてそれが仕事にも影響する。

完全に悪循環だ。


”彼がいてくれたら”ってどうにもならないことを思ってしまう。

彼に話を聞いてもらえたら、傍にいてもらえるなら・・・私はどんな逆境にも立ち向かえるだろう。

最大の心の支えがないまま、踏ん張るのはけっこうキツい。

単に自分が弱いだけなんだけどね。意気地がないだけなんだけどね。

彼に会いたいなぁ・・・


自分に言い訳をせずに、困難に立ち向かえる人間になりたい。