いつかあなたに逢いたい

2015年12月に6年付き合っていた最愛の彼を喪いました。
正直どう生きていったら良いのかわからないまま・・・今を過ごしています。

看病の妄想

ここ2~3日、体調が悪かった。
昨日もいつもより遅く出勤させていただき、定時であがらせてもらった。
その合間に自分の職場の内科を受診。
こんな時、職場が病院だとものすごく楽。


夜。風邪薬を飲んで横になる。
薬の副作用のせいかすぐに眠気が出てきてウトウトする。
そしてふと、彼がいてくれたらどんな看病をしてくれたかな、とぼんやり考えた。
彼が体調の悪い時、何度か看病に行ったことはある。
でも私はもともと体調も崩しにくく、実家住まいも長かったため、彼が私の看病をしたことはなかった。
まぁ彼は車椅子だから、私のアパートに来ること自体難しかったんだけどね。


もし彼が生きていたらもう結婚していただろうから、看病してくれただろうな。
どんなことをしてくれたかな。
「ナナドゴブ、家事は俺がやるから」みたいなことを言ってくれたかな。
「ゆっくり休んでて」って言って頭をなでてくれたかな。
手先が器用な彼だから、リンゴをウサギの形に剥いてくれたりなんかして・・
おかゆも作ってくれたかな。
そんな彼の姿が容易に想像できて、笑ってしまった。
もう二度と実現しないことに、一抹の寂しさを覚えたけれど。


不謹慎かもしれないけど、一度くらい彼に看病されてみたかったかも。
そしてどさくさに紛れて思い切り甘えてみたい。

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