いつかあなたに逢いたい

2015年12月に6年付き合っていた最愛の彼を喪いました。
正直どう生きていったら良いのかわからないまま・・・今を過ごしています。

お彼岸のお墓参り

昨日のこと。


プラネタリウムに行った後、彼のお墓参りに行った。
いつもより少しいい花を買う。
白いカーネーション、黄色のガーベラ、薄桃色のスイートピー。
どれも優しい感じに咲いていて彼好みだ。


お供え物は彼の好きな和菓子屋に行き、おはぎを買った。
そしてもう一つ買いたいものがあった。
苺大福だ。
この和菓子屋の苺大福は美味しく、人気が高い。
私が行った時間帯は午後も半分を過ぎた頃だったので、もしかして置いていないかも・・・なんて思いながらコーナーに行くと、奇跡的に2つだけ残っていた。
慌ててそれを買う。
彼の分と私の分。
彼が取っておいてくれたようで、嬉しかった。


そしてお墓に向かう。
お彼岸だから人がたくさんいるかな、と思ったけれど意外とそうでもなく、私以外は他に2組ほどの家族がいるだけだった。
昨年ほど騒がしくもない。
ただ彼のお墓をみると、ご両親が来られたのかそれとも他の親戚の方か友人が来られたのか、綺麗な花がすでに供えられていた。
私も自分の花を供えて線香をあげ、お墓と向かい合う。
いろいろ語り掛けたいこととか、報告したいこととかあったはずなのに、彼のお墓を前にすると『愛してる』という思いが前面に出てきて止まらなくなる。
ここ最近はいつもそう。
これは私だけだろうか。


〇〇、愛しているよ。
今でも変わらずあなたのことが大好き。
あなたは今どうしてる?
こちらは寒いけど、そっちは寒くない?
何を考えている?
こんなこと、言っちゃだめだってわかってるけど会いたいよ。
会って話したい。〇〇に触れたい。
愛しているよ
以下、無限ループ。
こんな感じ。


お墓というかつて彼だったものがある場所にきて、少し彼を近くに感じるのと、誰も邪魔する人がいない場所だから自分の本心が思い切り出てしまうんだろうな。
涙を流さなかったことだけは良かったと思う。


結局その後はいろいろな報告を含めて30分ほど彼に語りかけてお墓をあとにした。
お墓周りをみると、結構雑草も伸びていたから、もう少し暖かくなったらお墓の掃除もしないとね。

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