いつかあなたに逢いたい

2015年12月に6年付き合っていた最愛の彼を喪いました。
正直どう生きていったら良いのかわからないまま・・・今を過ごしています。

あの言葉は今でも有効ですか?

学生時代。私は東京にいた。
地元にいる彼とは遠距離恋愛。
だから私は就職する時は、できるだけ地元にしようと決めていた。
でもいざ就職活動をすると、地元ではなかなか自分の希望する職がみつからない。
それにひきかえ東京では、(受かるかどうかは別として)私の希望する職種の求人がたくさんあった。


私は悩んだ。
地元に帰るか、東京に残って数年過ごすか。
できたら地元に帰りたかったけど、東京の生活も楽しかったし。
彼に電話でチラッとその悩みを話してみたことがあった。
てっきり帰ってきてほしい、と言われるかと思ったが、返事は想像と少し違った。
「寂しくないと言ったら嘘になるけど、ナナドゴブがやりたいことがあるならやりなよ。絶対東京の方が学べる機会は多いとは思うから。夢に向かって頑張るために東京に行ったんだしね。応援してるよ。」
「まぁいずれは帰ってきてくれると嬉しい。結婚したいしね。地元でも全くその職に就けないわけじゃないから。でもまずはナナドゴブの夢を叶えることが優先!夢を叶えて帰ってくるその時まで待ってるからね。」
そう言ってくれた。
その彼の言葉でどれだけ安心したことか。
どれだけプレッシャーが和らいだか。
その後何とか地元で就職が決まった。
リラックスして取り組めたのも、彼のおかげだと思う。本当に。


「待ってるから」
彼はそう言ってくれた。
私が満足いく結果を出すまで待っていてくれると約束してくれた。
本当に嬉しかった。
そして今、私は彼に訊きたいことがある。
この言葉は今でも有効なの?と。


私の人生が終わるまで。
私がそちらに逝くまで。
〇〇、あなたはそのままのあなたで待っていてくれますか?
あの時と同じように。
・・・わがままかもしれないけれど、私はこう訊きたい。
「待っているよ」って言ってくれないかな。

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