いつかあなたに逢いたい

2015年12月に6年付き合っていた最愛の彼を喪いました。
正直どう生きていったら良いのかわからないまま・・・今を過ごしています。

ちょっとしたやりとりを思い出す

今日スーパーで買い物をしたが、マイバッグを忘れた。
久しぶりに5円払ってスーパー袋を買う。
レジを通り、商品を袋につめようとする。
ふ、袋が開けられないorz
手が乾燥して開けられなかったのだ。
けっこうショックだった。


そういえば彼もビニール袋を開ける際、よく助けをを求めていた。
「ナ、ナナドゴブ、開けて!俺じゃ無理だ・・」なんて少し凹みながら私に。
彼は車椅子を漕いでるから、その摩擦で手が荒れやすかったのだ。
私が容易く開けると悔しそうな顔をしていたっけ。
「ナナドゴブだって、いつか絶対指を舐めなきゃビニール袋を開けられない日が来るから!その時は笑ってやるから!!」なんて言ってたな。
私がハイハイとスルーすると、更に悔しそうにしていた。


・・・そんなやりとりを思い出して、なんだか逆にこっちが悔しくなって、今日は意地でも手で開けた。
私が思っていたよりもずっと早く、一回で開けられない時が来てしまったようだ。
彼がいたらここぞとばかりに笑っていただろうな、きっと。
そんな傍からみたら馬鹿みたいなやりとりも、彼とだったら楽しかっただろうな。


私を笑う声でもいい。
彼の声がききたいと思ってしまった。

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