いつかあなたに逢いたい

2015年12月に6年付き合っていた最愛の彼を喪いました。
正直どう生きていったら良いのかわからないまま・・・今を過ごしています。

25回目の月命日

今日で彼がいなくなって2年と1ヶ月。
月命日も25回目だ。


彼がいなくなって最初の頃は月命日をすごく意識していた。
何ヶ月前に彼はいなくなったんだ、なんて考えて一人で泣いていた。
でも25回目ともなると、最初の方ほど特別な日、というわけではなくなってきたような気がする。
月命日だからといって他の日に比べて涙することが多い、ということもなくなった。
毎月4日が他の日に溶け込みつつある。


4日を全く意識しないかというとそうでもないけれど。
まず彼がいなくなって自分がどれだけ踏ん張れたのか、一つの指標になる。
そして何より最近忙しい分、4日くらいは彼とゆっくり話していたいと思う。
別に他の日でもいいのかもしれないが、なんとなく。
自分の中でわかりやすいし、覚えやすいしね。


そして今日も彼とゆっくり過ごすために、早く帰ろうと思っていたのだが・・
やっぱり仕事初めとあって、ひっきりなしに仕事が舞い込んできて結局残業。
全てを終え、買い物をして帰宅したのが21時近く。
ぐったりとしながらも何とか夕食を作る。
今日は彼の好物のカレーを作った。
何回か前の月命日にもカレーを作った記憶があるけれど、今日のカレーは以前と違って辛さが十倍だ。
辛いものが大好きな彼の嗜好に近づけたつもりで。
『辛いものは舌が痺れるくらいがちょうどいいよね!痛くなるくらいだともっといい!』これが彼の口癖。
私からしたら正直理解不能。
私も辛いものは好きだが、舌や唇が痛くなるくらいの辛さは流石にごめんだ。
彼とは食べ物の好みは嗜好は近い方だったと思うが、辛さに関してだけは合わなかった。


十倍カレー。
作ってはみたけれど、私でも普通に食べられる辛さだったから、彼には物足りなかったかもしれない。
ごめん、〇〇。


食べながら仕事の愚痴、最近のことを一方的にしゃべった。
答えは返ってこないのだけれど。
それでも聞いてほしいことをしゃべってしまうとある程度すっきりした。
前は反応がないことに嘆いていたのだけれど。
これはこれでいい傾向なのかもしれない。
ただこれだけですっきりするってことは、本当に最近自分は彼とじっくり話せていなかったんだな、なんてことに気づいて愕然ともしている。
本当はもっと時間を取りたいのだけれど。
自分のことでいっぱいいっぱいになっていた。反省だ。


あとは・・彼に名前を呼んでほしいなってお願いした。
彼は最近夢の中にあまり出てこない(覚えていないだけかもしれないが)
出てきても夢の中でほとんどしゃべってくれない。
私は彼に「愛してる」って言われるのはもちろん嬉しいけれど、名前を呼ばれたら本当に本当に泣きそうになるくらい嬉しいんだ。
夢の中でいいから。
もう一度。
名前を呼んでほしい。
「ナナドゴブっ」ってあの明るいトーンで呼んでほしい。
そう、お願いした。


うーん、やっぱり一旦考え込むといろいろな所にまで想いは巡るね。
でもまだ穏やかでいられるのは、彼との時間を少しでも取れたからかもしれない。

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