いつかあなたに逢いたい

2015年12月に6年付き合っていた最愛の彼を喪いました。
正直どう生きていったら良いのかわからないまま・・・今を過ごしています。

中秋の名月、そして22回目の月命日

今日は22回目の月命日。
そして中秋の名月であることを朝知った。


今日は最近の月命日と違って仕事も順調に終わり、ゆっくり夕食の食材を選ぶことができた。
買い物が終わって外に出ると、見事なお月様。

この写真はアパートの近くから撮ったものだ。
写真だと白く光っているようにしか見えないが、実際はもっと綺麗に月面も見えた。
写真を撮った後もしばらく眺めていたほどだ。
「ねぇ、〇〇。綺麗な月だよ。そっちからも見えてる?それともそっちからだともっと大きく綺麗に見えたりするの?」
無意識にそんな言葉を口に出してしまったほどだ。
せめて、空で繋がっていられたら。
同じ空を見ることができる所にいるのなら。
どんなにいいだろうと、月や星を見るたびそう思う。


夕食は昨日から頭の中を煮込みハンバーグがチラついていたので、彼が食べたがってると勝手に判断してそれを作った。
出来上がりは・・まあ普通か。
中秋の名月ということで、団子の代わりに地元の和菓子も一緒に。
それを彼の写真の前に供えて一緒に食べる。
最近のこと、仕事で大変なこと、来週楽しみな予定があること、今後エアデートで行こうと考えている場所。
聞いてほしいことを一方的に喋った。
そして最後に、ふっと思ってこう訊いた。
「ねぇ、〇〇。私がこの世からいなくなる時・・まぁいつになるかわからないし〇〇もわからないと思うんだけど、その時はもう一度会えるんだよね?今はそれが切実に知りたいんだけど。」
もちろん、何の返答もない。
でもこれの答えは本当に欲しい。サインでもいいから欲しい。
最期に彼に会えるとなれば、例えそこまでの期間がどれほど長くても、這い蹲ってでも生き抜いてみせる。
だから、最期に希望がほしい。何よりも望んでいる願いを叶えてほしい。
そんなわがままを彼にお願いした。
本当は良くないことなのかもしれないけれど。


今日は比較的ゆっくりと、穏やかに彼を偲ぶことができたと思う。
時間の余裕があるって本当に大切。
そしてこの記事を書いている時、私の寝室の窓から月を見ることができることに気づいた。
これから部屋を暗くして、彼の写真と一緒に月を見よう。

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