いつかあなたに逢いたい

2015年12月に6年付き合っていた最愛の彼を喪いました。
正直どう生きていったら良いのかわからないまま・・・今を過ごしています。

救急車と想像と自分と

眠れない・・ので書いてみる。
自分は本音はここでしか出せない。
なので、吐き出したくなったらここに書くしかない。
だいぶ読みにくい文章となっていますがご容赦ください。


8月1日夜。
相変わらず仕事で遅くなる。
今日の夕飯は出来合いのものでいいや、と思いコンビニに寄った。
駐車した時、遠くから聞こえるサイレンの音。
救急車だ。
救急車はコンビニのすぐ前の道を通り過ぎて行った。
その時、あの日の記憶がフラッシュバック。
彼が病院に運び込まれた日。苦しそうな彼の顔。
そんな情景が頭に浮かんできた。


そして更に私はこんなことも考えてしまった。
あの日、彼もあれに乗ったんだなって。
痛くて痛くてたまらなくて、きっと叫びながら病院に運ばれて行ったんだろうなって。
そして二度と病院から生きて出ることはなかったんだなって。


胸が締め付けられた。
なんでよ。なんでなんだよ。本当に。
どうして彼だったんだよ。どうして助からなかったんだよ。
どうしていないんだよ。今も、これからも。
そんな不毛な感情が出てきてどうしようもなくなった。


私は彼が救急車で運ばれる所を見てないし、ましてや同乗もしていない。
寝てたんだ、その時。休みだから。
彼がそんな大変なことになっていると知らずに、暢気に夢の世界にいたんだよ。
だからあくまで彼の運ばれる姿は想像でしかない。
でも想像でも何となく予想できる、その時の情景。
そして彼の痛み苦しみに歪んだ表情。その時の彼の心境。
思い浮かべるだけで悔しくて悲しくて心臓の辺りに何か込み上げてくる。
それこそ胸を掻っ捌いて、中身を全部取り出してしまいたいくらい。
想像でそんな風になるなんて馬鹿じゃないか、と思われそうだけど、そうなってしまうものは仕方ない。どうしようもない。
しかも今まで、救急車でそんな激しいフラッシュバックは起きたことがなかったから完全に油断してた。職業柄、救急車の音なんて一日何回も聞いていたから。
何でこうなってしまったんだ。


こんな風に、彼のことに関してだけ記憶力や想像力がいい自分が時たま嫌になる。
他の時、他人の気持ちや痛みには鈍感なクセにね。
彼の記憶が薄れないのはいいことなのかもしれないけれど。
もっと周りの人に目を向けて、
自分を心配してくれる人とか、何も言わずにあえて普通に接してくれる人とか、話を聴いてくれる人とか、
そんな人のことももっと真剣に考えなよ、気持ちを想像しなよ、ってホント自分に怒鳴りつけたくなる。
行動に移すどころか気持ちがきちんと向いてさえいない時さえもあるから。
本当、どうしようか、自分を。
自分自身のことが、今一番コントロールがついていないのかもしれないな。

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