麻央さんの言葉
昨日麻央さんの訃報を知り、やはり他人事とは思えず胸が苦しくなった。
その後麻央さん関連のサイトを見てまわっていた時、こんな言葉が目にとまった。
BBCニュースに寄稿した手記らしい。
「私がもし今死んだら、皆は私のことをこんなに早く亡くなって可哀想と言うかもしれないが、私はそう思われたくない。
病気になったことが私の人生を代表する出来事じゃない。夢を叶え、時に苦しみもがき、愛する人と出会えて家族をもって、愛し愛された豊かな人生だから。」
(要約しているので原文はもう少し長いです)
人生は長さだけじゃない、ということがこれほどしっかり伝わる文も珍しいと思う。
麻央さんは34年間、生き抜いた。
最後まで希望をもって、愛する人のために。
本当に素晴らしい方だ。
私なんかはどうしても「こんなに早く亡くなって・・・」と考えてしまう。
彼の時もそうだった。
でもそれだけじゃなくて、もっと生前のこととかどんな生き方をしてきたか、もう少ししっかり振り返る必要もあるな、と反省した。
彼の人生は29年間だった。
平均寿命からみるとかなり短い。
彼は自分の人生を振り返ったらどう言うんだろう。
怖いけど知りたい。
わからないからどうしようもないけど。
もしいい人生だった、と言ってくれるのであれば少しは救われる。
そしてその「いい人生」に私が少しでも力になれていたとしたら、嬉しい。