いつかあなたに逢いたい

2015年12月に6年付き合っていた最愛の彼を喪いました。
正直どう生きていったら良いのかわからないまま・・・今を過ごしています。

NHKの番組を観て

今日は仕事が休み。
今さらだけれど録画してあったNHKの番組「おひとりさま上等!”没イチ”という生き方」を観た。先週の火曜日に放送されたもの。
私が今後、一人で生きていくにあたって何かの参考になれば・・と思って録画しておいたのだ。


結論からいうと、あまり参考にはならなかった。
というよりも、私とは別の世界の人・・という感じがしてしまったのだ。
後半の方はスマホをいじりながら観てしまった。
まああらかじめ他の方の死別ブログを見たり、同志の方からの感想を聞いたりしていたからこんな感じなんだろうな、と予測はしていたのだけれど。


まず私は”没イチ”という言葉が好きになれない。
そんな風に呼んでほしくないし名乗りたくもない。
”没イチ”という言葉を広めようと呼びかけた方は、「可哀そう」と思われたくないからだと番組では言っていたけれど。
あ、でも私は結婚していないから”没イチ”じゃないか。
まずこの言い方、何か逝ってしまった最愛の人を軽んじている気がする。
上手く言えないけれど。
あとイチってカウントするなよ。その他大勢の中の一人、みたいに。
これからも最愛の人は彼しかいないし、彼は私にとっては特別なのに。
そんな風な違和感を感じた。


あとは・・紹介されている方が皆さん私よりずっと年上だ。
そして前向きにこれからの人生を生きようとされている。
それ自体はいいことなんだろうけど、私と境遇が違いすぎる。
なのでイマイチ共感できなかった。
もっと・・私のように悲嘆にくれている方がどう過ごしているか、本音が一体なんなのか、そういったことを取り上げて欲しかった、というのは私のわがままかな。
そうなると内容が重過ぎるのか。
やっぱり最後は立ち直ることが推奨されるのか。
そんなことを考えて結構凹んだ。


番組の最後の方、旦那さんと死別後マッサージを仕事としている女性を取り上げていた。
闘病生活で旦那さんにマッサージをした経験から、仕事にしたいと思われたとのこと。
これは、素直にすてきだと思った。
私は相変わらず自分が一日も早くいなくなることを望んでいるし、未来なんて考えたくもないんだけれど、もし私がこれからも長い間生きていかなくちゃいけないのであれば、自分がどう過ごしていきたいか、本当にやりたいことは何なのか、考えていかなくてはいけないとは思っている。

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