いつかあなたに逢いたい

2015年12月に6年付き合っていた最愛の彼を喪いました。
正直どう生きていったら良いのかわからないまま・・・今を過ごしています。

ドライブをして

ぐるぐると3時間ほど走ってまわった。

車を停めて、彼の写真とぼーっとしてた時間もあったから、実際に走ったのは2時間もないかもしれないけれど。

それでもあっという間だった。


実家近くの想い出の場所はそれほど変わっていなかった。

彼と一緒によく行った公園は、相変わらず綺麗な芝生で私を出迎えてくれたし、そこから見える風景もほとんど変わっていなかった。

ただ、そこに行くための道路は景色が少し変わっていた。

あったはずの店がなくなっていたり、新しく建物が建てられていたり。

やっぱり時間は流れているんだなぁと実感せざるを得なかった。


彼のお墓の位置もとりあえず確認。

来月からはちょくちょく来ることになるだろう。

そんなに賑やかな場所ではないので(当たり前かもしれないが)、ゆっくり彼と語り合うことができると思う。

彼の祖父母や曽祖父母も同じお墓に入っているため、彼も寂しくないだろう。

でも、できたら同じお墓に入りたかったなぁなんて思った。

これももう絶対叶わない願い。


ドライブしている途中、無性にチョコが食べたくなった。

彼が食べたがってるんだと(勝手に)解釈して、途中コンビニで買って食べた。

助手席に置いた彼の写真にも一つ供えた。


ドライブしている間、彼の乗っていた車と同じ車種の車と10台くらいすれ違った。

いつもよりかなり多い。色まで全く同じものも2台。

けっこう世に出回ってる車なので、偶然と言われればそれまでだけれど。

嬉しかった。

わがままかもしれないけれど、たまに彼にそばにきてほしい。

そして、何かサインを送ってほしい。

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