いつかあなたに逢いたい

2015年12月に6年付き合っていた最愛の彼を喪いました。
正直どう生きていったら良いのかわからないまま・・・今を過ごしています。

死にたいという感情も、全部

※人によっては不快かもしれません




今日はある研修に行ってきた。
『自殺を予防するためには』という題で、自殺予防に取り組んでいる医師からの講演。
とても丁寧でわかりやすかった。
その講演内容の中で一つ、相当驚いたことがあった。
それは・・・
『自殺を仄めかされた時、真剣な気持ちで自殺の内容についてまで触れてほしい』というもの。
例をあげると、誰かから「死にたい・・」と言われた時「方法は考えているの?」「その準備はしているの?」等訊くということだ。
こうすることによって、”死にたいという気持ちをしっかりと受け止めている”と相手に伝えると同時に、相手がどこまで本気で考えているのかを探るのだという。
もちろん危ない時は然るべき機関などに繋ぐ。


ただこれは相当な覚悟と勇気がいる。
「死にたい」なんて言われたら、ポジティブな言葉で励まそうとするのが大半だろう。
私も前はそうだった。
「そんなこと言わないで」「悩みがあるなら聞くよ」「生きていればいいことあるよ」なんて。
それをしないで、相手のネガティブな気持ち、死にたいという気持ちを一旦は肯定する。
死ぬことを肯定するのではなくて、死にたい気持ちを肯定する。
言葉にすると簡単だが、ものすごく怖いことだと思う。
一歩間違えれば、相手を死に追いやってしまうことになるかもしれないからだ。
だからこそ、当たり障りのない対応で何とかしようとする。
怖いから。
多分、自分もそんな風に対応していると思う。


特に、彼の死を見てしまったからは・・極端に自分以外の死が怖くなった。
死という言葉に敏感になった。
自分の大切な人が死んでしまったらどうしよう、喪うのが怖い・・・と。
いずれ終わりがくることはわかっていても、何とかしてそれを避けようとしてしまう。無意識に。
もう終わるところを見たくない、なんて考える。
だからこそ、それを避けようとありとあらゆる手を使うだろう。
心ない、上っ面の言葉だけかけてしまうかもしれない。
自分はネガティブな感情を持つ癖に、死にたいとか言ってた癖に、相手がそんなことを言ったらオロオロしてしまう自分が容易に想像できて、苦笑した。


いつか・・
相手のネガティブな感情、死にたいと思いも含めて受けとめることができるような、そんな大人になれたらいいな。
怖いけど。しんどいけど。辛いけど。
でもそんな人間になれたら、彼も笑ってあちらで自慢してくれるんじゃないかなって思うんだ。

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