さくら
YouTubeを観てまわっていた時に偶然見つけた歌。
『さくら』
季節外れなのだが、その歌詞の内容とPVの映像に心を奪われた。
はっきりとは明記されていないのであくまで憶測だけど・・
映像の中で女性は、会えない大切な人が過ごした街を訪れている。
会えない・・というのが離別なのか死別なのかわからなかったけれど。
表情から察するに多分・・死別。
大切な人が見た景色を、記憶しようとしている姿が印象的だった。
私と出会った時、彼は23歳。
23年間、私が知らない所でいろいろなものを見てきたはずだ。
いろいろなものを見て、いろいろなことを一緒に体験した。
私と出会う前のことを話してくれたこともあった。
それを頼りに、彼が29年間見てきたものを・・彼の軌跡を辿ってみるのも悪くはないんじゃないかって思う。
彼が見た時と変化しているのかもしれない。
でも私が見て記憶しておくことで、少しだけでも自分の中で彼を生かすことができるんじゃないか。
柄にもなくそんなことを思ってしまった。