いつかあなたに逢いたい

2015年12月に6年付き合っていた最愛の彼を喪いました。
正直どう生きていったら良いのかわからないまま・・・今を過ごしています。

思ったことをグダグダと

今日は仕事が終わった後、所用がありショッピングセンターへ。
買い物途中、カップルや夫婦とすれ違うのももう慣れた。


用事を済ませ、アクセサリー店の前を通りかかると夏物の新作。
今の時期は私の好きな貝殻モチーフや、水色系統のアクセサリーが新作として出る。
思わず綺麗だな~と見入っていると、すぐ隣にカップルが。
「あ、これものすごく可愛い」「いいじゃん、似合うって」
そんな微笑ましい会話。
でも私はその言葉を聞いた瞬間、ちょっと固まってしまった。
寂しいとか、悲しいとか、羨ましいって感じたわけじゃない。
彼ともそんな会話をしたな、しかもこの店で、とフラッシュバックしただけ。
一瞬だけど時間が止まったように感じた。
変な感覚。


「それ、大人っぽくて似合ってるよ」「ナナドゴブのイメージにぴったりだよ。いいんじゃない?」
よくそんなことを言ってくれた彼。
やっぱり大好きな人にそう言われると、本当に嬉しくなる。
心がじんわり温かくなる。
そんな気持ちを思い出して、懐かしくなってしまった。


ちなみに今日、生まれて初めてシュシュを買ってみた。
髪が長くなってきたから、まとめるのに必要だから。
そのアクセサリー店じゃなくて、百均でだけど。
高いものを買って、ゴムが切れても困るし。
未だにうまく扱えていない。長い髪も。シュシュも。


彼がいた頃はショートカットだったから、シュシュなんて使ったことがなかった。
髪の長い自分も彼は見たことがない。
彼の知らない自分が増えていくことに、何だか少し罪悪感を感じてしまう。
だって髪を長くするのも、シュシュを使ってみることも、彼がいた頃にやろうと思えばできたことだ。
でもできなかった。見せてあげられなかった。
自分が面倒くさがりなせいで。
本当に、ごめん。
彼がいたら、なんて言ってくれただろう。
どんな反応を見せてくれただろう。
それを想像すると楽しいけれど、見られないことが切ない。
シュシュとかも、きっと一緒に選んでくれただろうな。
きっと私の好みのものをみつけてくれて、「ナナドゴブに似合いそう!」とか言ってくれたんだろうな。
容易に想像できるだけに、もう二度と実現できないことに違和感しかない。

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