お互いに辛いのかも
今日、昼寝をした時に見た夢。
競技場の客席のようなものが空に浮いている。
しかも尋常じゃない高さ。
自分の住んでいる県全体が見下ろせるほど。
周りに雲が浮かんでいた。
そこに気がつくと私はいた。
どんな夢だよ。
そこにいろんな人がいた。
皆、客席の前列から下を見下ろしていた。
でも誰も私に気づいていないようだった。
その人達は口々に、
「あー、もうそうじゃなくって!」とか
「そうなのか。そうしたかー」とか
「あーもう、もどかしいな~」とか
いろいろ言っていた。
私が見下ろしてもせいぜい建物しか見えなかったから、この人達どんだけ目がいいんだ?何が見えるんだ?なんて不思議に思っていた。
すると後ろから声が聞こえた。女性の声。
「仕方がないよ。私たちは死者なんだから、ここから見守ることしかできないんだよ。」
えっと思って振り向こうとしたが、そこで目が覚めた。
不思議な夢。
私の潜在意識が見せた夢なのか。
それとも本当にそういう場所があるのか。
亡くなった人が、この世の私達を見守る場所。
私はそこに行っていたのか。
わからないけれど。
ちなみに彼は出てこなかった。
もしそんな場所があるのだとしたら。
そして彼が私を見ているとしたら。
多分やきもきしているんだろうな~。
今の自分は決して褒められるような生き方をしていないし。
あちら側から見られてこちら側からは見られないのはズルイな、と一瞬思ったりもしたけれど、見られるだけで関われないのもなかなか辛いかもしれないな、とも思った。
どっちの方がいいんだろうね、本当。
でもお互い辛いのは変わりないのかもね。